池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

1月前半の3連休の真ん中、9日の日曜日。

府中市美術館にいってきた。

 

今回の企画展

『池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて』

詳しくはココ

 

 

 

 

以下、パンフから引用。

――

その作品に用いれられるのは絹糸のみで、池内は丹念な作業を重ねて糸を結び合わせ

帯や紡錘状のかたちをつくり、、空間にはりめぐらせます。

 

会場にはフード部分がでかくフェイクファーがフサフサした大きめのN-2Bを着て

いったのだが、作品が繊細なので、ひっかかったり風が起きたりしたらまずいとの

ことで、受付で脱いで預けてくれといわれたので、預けた。

 

中に入ると、展示室まるまる一つ使った大きな作品がふたつ。

ひとつは上の看板にある画のやつだった。

 

重ねていうが、作品に使われているのは絹糸だけ。

身近にあるモノでもアートの素材になるのだということを教えられる。

 

うむ、これはたしかにアートで素晴らしいのだが、メイン会場の作品がふたつだけ

というのはちょっと物足りないか。

 

メイン会場をでたら撮影可のミニマムな作品が展示。

 

 

 

これ、一本の糸でここまでやったのならすごい。

 

 

青い糸も。

けっこう根気の作品だと思う。

 

 

うーむ、オレの邪念がすごいのか左はTバックに見える(笑)

 

 

糸というシンプルな素材でどこまで創作を表現できるか。

それを確認できた展示だった。

 

まだ、まん防入る前だということもあってはお客さんはけっこう来ていた。

外国の方も。

 

展示は2022年2月27日まで。

ご興味ある方は是非。