居酒屋 村役場@御徒町 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

ひとりでロンドン・ナショナル・ギャラリー展を歩いたあとは、友人と合流して

吞みに。

またすぐにでも緊急事態宣言の第2弾がきそうな雰囲気で、人とも外で

会えなくなりそうなので、早いうちに一度開催しておくことにした次第。

 

人数はふたりだけ。

場所も人で賑わっている御徒町駅前を避け、すこしだけ末広町寄りの店を

選ぶことにした。

 

自分が美術館にいるころ、友人のほうも早めに御徒町について

周辺の店を調査していたらしいのだが、緊急事態宣言前に一度訪問して

記事でも紹介した沖縄居酒屋の「北谷食堂」がなんと閉店していたという。

 

前から収益が厳しかったというのならしょうがないが、これもコロナの影響

だろうか。だとしたらなんとも切ない気分である。

 

友人チョイスで、今回のお店はこちら

『居酒屋 村役場』

詳しくはココ

 

 

これまで本格的な情報ブログ気取って、それっぽくお店の住所を書いてきたけど、

たぶんそこまでみんな読んでいないだろうことと(正直書くの面倒になってきた)、

リンクした食べログなどにとんでもらったほうが早いと思い、今回から省略(笑)

 

ということで「村役場」にお邪魔したのだが、なんともイカした屋号である。

 

階段を降りてゆくと広がる昔ながらのスペース。

 

まだ早い時間だけあり、客はオレらだけ密回避。

ヘタに外を歩き回るよりもよっぽど人との接触を避けられる。

卓の上のは消毒液もしっかり置かれている。

 

 

 

乾杯ビール。

サッポロ中ジョッキ 550円

 

 

芸術鑑賞のあとの1杯は美味い。

一緒の友人とこうして吞むのも秩父の宿坊の部屋以来だから

なんだか嬉しい。

BS「町中華で飲ろうぜ」の玉ちゃん風にいうところ(喉を広げて)

気道確保!そこにビールをごくごく流し込む。

 

店の規模とスタッフ数で考えれば、メニューはとても豊富である。

これはほんの一部。

どれもリーズナブル。

 

 

 

「なす味噌」 390円

 

 

なかなか濃い目の味付けでお酒がすすむ。

 

 

壁に貼られた紙に書かれていたメニューはふたりとも気になったので

頼んでみることに。

 

「なまずの天ぷら」 500円

 

 

ささみみたいな感じ。さっぱりした味

なにかに似た味だと思ったら、以前、高田馬場の「米とサーカス」で食べた

ワニに似ているかもしれない。

ビジュアルでいえばワニもグロテスクな部類だが、なまずもグロといえグロ。

だが、ワニのなまずもさっぱり味。

外見が恐かったりグロかったりする生き物のほうが肉は意外とクセがない

という法則があるようだ。

 

 

「ハタハタの一夜干し」 430円

 

 

程よい苦みがお酒の肴にちょうど良い。

 

 

ビールをあけたあとは、レモンサワー、緑茶ハイなどを経由してのハイボール

「角ハイボール」 390円

 

 

 

「はんぺんチーズはさみ揚げ」 530円

 

 

チーズ好きにはたまらない一品。

子供のころははんぺんにたいして、「こんなフニフニした食べものどこがいいんだ!」

と憤っていたが大人になってはんぺんの魅力を理解する。

 

 

「にらの玉子とじ」 390円

 

 

最初メニューみたときは、お好み焼みたいに玉子が平たく焼かれた中ににらが

あるのをイメージしていて、友人もオレとまったく同じことをイメージしていた

ようだが、こんな感じでの提供だった。

これはこれで十分良かったし、ボリュームも満点。

 

この他にもつまみ程度のものを数点頼んだが、省略。

 

「村役場」、なかなか良いお店で、また来たいと思える空気が流れていた空間だった。

 

※現在、時短営業中か休業中などかどうかなどは要確認。