クラシック音楽館 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

週末、ひきつづき自粛の日々。

パソコンの画面と向き合う時間も地味に増えつつある。

文学賞に送る原稿は既に書き終えてしまい、まだ次のテーマも思い浮かんで

ないくらいだから、ネットサーフィンするかこうしてブログを更新するかしかすることない。

 

アナログ人間であることに生き恥は感じていないが、本音をいえば

すこしだけ機械に詳しい人間に生まれてきていれば多少人生の色が違ってきて、

見える景色も異なったかなとは思う。

 

ここ数年で同級生や友人数人からよくいわれることは

「youtubeやればいいじゃん!?」

のひとこと。

うん、いってくれる人間の気持ちもわかるし、オレの中でそういう構想妄想願望が

まったくなかったわけではない。

以前ユーチューバ―にたいして消極的な内容を書いたりしたが、それは純粋に

自分が観たいような内容の動画がないと思う反面、そういう撮影や編集の技量

および知識がある彼ら彼女らへのライトな嫉妬もあったかもしれない。

 

仮にオレがユーチューバーになれたとしても、いわゆる「○○をやってみた」的な

手垢がべったりついた企画はやらないし、やりたいとも思わないし。

オレにyoutubeをすすめてくる友人たちも決してそれは求めていないと思う。

 

友人たちがオレに求めているのは「やってみた」ではなくて、

「行ってみた」「会って話してみた」である。

つまりは今までここの記事で書いてきた事件現場ルポや対談の動画ヴァージョンを

youtubeでやれば?ということである。

たしかに一理ある。

しかし、問題なのは動画撮影機材および知識がないことと、オレ自身が顔を

一般公開できない部分である。

動画機材、編集知識と、世間様に自信もってさらせる顔があればとっくにそれも

やっていたかもしれない。

事情あってアメ限記事にしているが、極端にいえば身の危険におよぶ可能性もある

取材もおこなっているわけであり、もしも一般公開したらそれなりに反響はあるんじゃない

かという自信も多少あるわけである。

 

なので正直ユーチューバ―願望もまったくないといえばウソになるのだが、

やはりオレの機械音痴は天性レベルであり、難しい。

 

Wi-Fiとかもどんなものかくらいは理解しているつもりだが、接続系が苦手なのと

パスワード系がおぼえられないので使ったことナシ。

 

あと先日しっている前提のような感じで書いてしまったけど、今話題のオンライン呑み会

って、みんなどうやってやっているのだろうか?

スカイプ?? それともオレのしらないツールがあるのか?

簡単にできるものであれば気のしれた仲間同士でやってみたい気もする。

 

こうして週末家にこもって時間を持て余していると、動画撮影とか編集とかが

多少できるような人間だったら、時間を上手く使えたかなということが

いいたかったことのまとめである。

 

とにかく友人とも会えないし、外出も控えめにしないといけないので

部屋の中で時間を有効の消費できる方法の増加を模索している日々である。

 

それをたどるとやはりもっとも手軽で経費が掛からないのは妄想的なバーチャル

体験なのだ。

 

とはいっても、ゼロから妄想の芽を出させるのは困難。

種を埋めない限り芽はでない。

 

コロナ自粛がはじまったからというわけではないが、ここ数か月前から観始めた

テレビがある。

日曜夜21時からEテレで放送している「クラシック音楽館」である。

サイトはココ

 

※日によっては能や狂言などの古典芸能やっているときがある。

明日4月26日は古典芸能。

 

 

市の後援で開催されていた無料クラシックコンサートがコロナ騒動ですべて中止に

なってしまって残念に思っていただけに、なおさらここ最近の日曜夜は部屋で

この番組を観て、バーチャル的にクラシックコンサートを聞きにいったような

気分に浸っていたりする。

 

これは以前から認めているが、はっきりいってオレはクラシックには明るくない。

ナントカ長調とかナントカ短調とかいわれてもサッパリである。

はっきりいい切ってしまえば、雰囲気と癒しを楽しんでいるだけ。

それでいいではないか。

音を楽しむと書いて音楽なのだから。

 

子供のころはテレビといえばひたすらバラエティを見たかったものだが

大人になり疲れや憂鬱が鬱積してくるにつれて、日曜の夜くらい静かに癒される

映像と音声を聞きたいと思うようになってきた。

もちろん、そんな大人のプログラムを嗜んでいる自分に酔いたいという気持ちも

多少あるかもしれないのは認める。

 

現場のクラシックコンサートにはやはりその場であるホール独特のものが存在する。

シートに座ったときの尻の沈み具合、肌に感じる空調、空気が伝える音響……。

それらの要素すべてひっくるめてコンサートの醍醐味なんだろうけれど、今は我慢。

部屋でひとりしっとりとEテレの「クラシック音楽館」を鑑賞して、現場で聴いている

ようなバーチャルクラシックコンサートを味わうしかない。

 

そういうわけで今定期的に鑑賞している番組のひとつが日曜夜に放送しているこの

「クラシック音楽館」である。

 

日曜日の夜を静かに過ごしたい方にはとくにおすすめの番組である。

オレみたいにクラシックとかの知識がなくとも。

 

 

ただ、今はテレビドラマなどがロケ自粛で続々と放送延期になっているが、「半沢直樹」

の新シリーズが放送開始になったら、同じ放送時間帯なのでそちらに浮気しようと思う(笑)。