やはり身長が伸びている。たぶん。
不惑を過ぎてから身長が174センチから176センチになったという
ことを２、３年前に記事で報告させてもらったが、本当に伸びたっぽい。
ここ最近で数年ぶりにあった人ふたりくらいから、あった瞬間に
「あれ？ そんな背高かったっけ？」と同じことを聞かれたというのがまずひとつ。
あと、約10年前に入った旅館に昨年久しぶりに再訪したとき、ご主人がオレの
アタマから足までを目で眺めてひとこと、
「浴衣、『大』か『特大』にしたほうがいいですかね？？」
10年前にいったときは何も聞かれず、普通にＭサイズが用意されていて
オレもそれを普通に着ていたのに。
そう、20～30代にかけては旅先で浴衣のサイズを『大』に変更したほうがいいかなどと
一度も訊かれたことがないのに、ここ数年温泉旅行にゆくと毎回普通サイズ浴衣を
用意していた宿側から、「サイズ、大きいのにしますか？」とほぼ訊かれている。
昨年の栃尾又温泉のときもそうだった。
まあ、この年になって背が高くなっても別に嬉しくないが縮むよりかはいうまでもなく
嬉しい。
が、多少とはいえ一概には喜べないのである。
この件を高校の同級生に話したら、
「でも、足が伸びてたんならばいいけど、胴が伸びてたらやだね」
と。
うむ、まさにそのとおりなのだ。
オレの体形は我ながら重心というかバランスがあまりよろしくないと自己分析している。
テレビを観てて感じるのだが、なんとなくフットボールアワー後藤体形に
近いかもしれない。伝わるだろうか。
身長もとくに高いわけでも低いわけでもないし、太っているわけでもないんだけど
なんとなくあんな感じ(笑)
もし本当に伸びていたのであればその箇所が足であってほしい。
そう願う。
でもなんだろう。
身長にあわせてか胃袋も大きく伸びてきたかのように、食欲が増加し、胃の収容
キャパも大きくなってきているようである。
前にもましてガッツリ喰いたい夜が続く。
この前二郎系の店にいったことをちらりと記事で報告したが、そのあともまた
二郎の味を舌と胃が求めはじめたので、ふたたび二郎系を食べに夜足を運んだ。
せっかくなのでまだ訪問もしてなければ記事に書いたこともない店へと思い、
こちらの店へ。
『ぶっ豚 聖蹟桜ケ丘店』
詳しくはココ
ちょっと前までは「郎郎郎(さぶろう)」が入っていたハコである。
すこし前にこの前を通りかかったら郎郎郎じゃなく、この「ぶっ豚」になっていた
ので気になっていた。
朗郎郎も同じ二郎系なので、もしかしたら経営者は同じで店名やメニュー
だけ変わったのかもしれない。
(ちなみに郎郎郎聖蹟桜ヶ丘店のときも未訪問)
食券制。
サイズはプチラーメン２３０ｇ、小ラーメン３５０ｇ、大ラーメン５００ｇ。
前回訪問した二郎系の店は小が３００ｇだった。
だが、ここは３００ｇがない。
プチだと物足りない。
でも野菜マシにすることを考えると、小３５０ｇというのもクリアが危ういかも。
残すのはご法度だから一応しっかり考える。
前回他店のときは３００ｇに野菜マシでもまだ胃に余裕があったから、３５０ｇでも
なんとかイケるか、と思い切って決断。
今は無くなってしまった郎郎郎中河原店は一度訪問(記事あり)したことがあるが
そこのシステムと同じで、コールではなく食券を渡す際に、野菜の量と伝える。
ニンニクは卓上にあるのでそれを好みで勝手投入。
「小ラーメン ３５０ｇ (野菜マシ)」 780円
二郎系にくるたび、毎回そうなのだがいざ目の前に出されると圧倒され、
食べきれるか不安になる。
しかしやはり箸はすすむ。
麺は謳っているとおり極太麺。
もう、ほとんどウドン。
野菜はシャキシャキ系。
どちらかといえば個人的には茹でてくたくたになったもののほうが
好きだったかもしれない。
これはこれで美味いけど。
おそらく郎郎郎と経営は同じだろうか。
在りし日の中河原店で食べたときもこの味だったような気がした。
ドンとでたときは、やはり「プチ」にしておいたほうがよかったかなと思ったが
そこは中毒性のある二郎系。
本家の流れに比べるとややパンチは弱く感じたが、それでもスルスルと胃に
収まってゆく。
問題なく美味しく３５０ｇ野菜マシ完食。
さすがにまだ空腹とまではいかないが、それでも食おうと思えばまだいくらかなにかを
食える胃になっていた。
なにかに憑りつかれたようなこの食欲が自分でもちょっと恐い。
身長といい、胃といい、オレになにが起こっているのだろうか？