企画ごとに細かく分けて記事にしているからちょくちょく上野公園まで足を運んでる
と思う人もいるかもしれないが、先日の「ミイラ」「人、神、自然」と今回の一展まで
すべて同じ日、しかも半日での記録であることを先に断わっておく。
とりあえず同日中の博物館リレーはここでアンカー。
最後は東京国立博物館平成館の
『特別展 日本書記成立1300年 出雲と大和』
詳しくはココ
先に観た2つの「ミイラ」「人、神、自然」はすこし前から計画していたが
実はこちらの特別展の存在はしらなかった。
セリコさんの記事を拝見して、他にもすぐ近くでこのような企画展が
やっているという情報をしり、せっかくなので予定にくわえて合計3企画を
観て回ることとなった。
「人、神、自然」が開催されている東洋館のすぐ隣りの建物と現場に案内が
でていたから、そのまますぐ隣りに入って中歩いたら、迷いそうになった。
建物の一番端だった。
上野公園も広いが、やはりそこにある博物館美術館の内部も広い。
階段、エレベーターをあがるとそこが入口。
画像だと客があまり映っていないが実際人で賑わっている。
いざ、入館。
しかしここも他同様に内部はほぼ撮影不可なので以下文章報告中心で。
くどいようだが、オレに歴史や地理の教養はない。
今回もまずは視覚からの勉強という感じである。
なのでオレの見解だけではハプスブルクのとき同様に文章がもたず、
行数や内容を膨らますことができないので、詳細においては今回もまたリブログで
セリコさんのお力を拝借したします。
オレの本文のほうは副音声感覚でどうぞ(笑)
↓
これぞ忍法、
の術。
※過去画像より
さて、
パンフによると出雲と大和の明宝が東京に集結!とある。
そのうたい文句のとおり、会場内にはさまざまな品や復元模型などが展示。
入口入ってすぐの第1章は「巨大本殿 出雲大社」
ここには(昔の?)出雲大社本殿の巨大な模型があった。
歴史的な建造物の知識がないオレでもこれはわかる。
テレビだったか、他の場所でだったかはおぼえていないが、同じような模型を
過去にも見たことがあるのだ。
階段部分が長いそのデザインが斬新であり、目を引くものだったから記憶に
残っていたのもあるが、そのときパッと頭に浮かんだのがキン肉マンの1シーン。
人間から超人になるためにジェロニモがかけあがっ試練の道「スーパーマン・ロード」
に似ているなあと思ったのだ。それが大きい。
オレだけかもというか、オレ特有の記憶法かもしれないが、まあいい。
歴史ウンヌン抜きにしても巨大ジオラマや模型的なものが好きだから
この出雲大社の模型はかなり萌える物が感じられた。
第2章「出雲 古代祭祀の源流」では、一カ所撮影OKスポットがあった。
「模型 加茂岩倉遺跡銅鐸埋納状況復元」
これは復元模型だが、工事中偶然こんなすごいものが発見されたらしい。
かつてTBSが「社運バラエティ ぎみあぶれいく」という番組の中で
莫大な予算と時間をかけて重機を投入して徳川埋蔵金を発掘しようとしたが
見つからなかったことを思うと、探すつもりがなくとも価値あるものが見つかるときは
見つかるもんだなと思わされる。
そしてこのコーナーには出雲市の遺跡で出土した銅剣もずらっと並べて展示
されている。
その数なんと168本。
撮影できないぶんだけにセリコさんも迫力をお見せできないのが残念と書かれて
いらしたが、たしかにこれを見せれないのは残念のひとこと。
数の多さの圧巻度はまさに葛西臨海水族園で回遊するマグロか、
あるいは地球連邦軍ジャブロー基地にならぶ量産型モビルスーツGMか。
画像がないから駆け足で紹介するが、このあとも3章の大和、そして4章と続き、
像や埴輪、鎧や勾玉などたくさんの出土品や国宝、重要文化財が展示されている。
これもまた、ひととおりまともにじっくり見るととても時間がかかりそうだ。
知識がなくとも退屈しない。
やはりオレはまず視覚から入って興味を持つタイプなのだろう。
ぐるっとまわって、最後にまた撮影可のスポットがあった。
「法隆寺金堂壁画複製陶板」
ピンボケしてしまったが、せっかくなので解説も。
語れることもないので、これにて「出雲と大和」の鑑賞は終了。
気持ち的には、遅れてきた社会科受講生という感覚で勉強すべく
いろいろ拝見させてもらった。
観ておいてよかったと思う。
そして、出雲大社はやはり生きているうちに一度は参ってみたいものだと
改めて感じながら平成館をあとにした。
これにてこの日の3つの博物館リレーはおしまい。
政治ネタを減らし、居酒屋ネタを体調の問題で自粛しているぶん、ここ最近は映画ネタに
続いて芸術ネタを増発させていただいている。
もうちょっとだけ、この流れ続くかも。
バランスとるべく他のネタもサンドウィッチ的に挟んではゆくので、どうかよろしく
おつきあいを。