いきなり桐生!藤屋食堂の「ソースカツ丼」 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

年内更新あと2回を予告をしたところで、ラスト記事は挨拶だとして残るもう1回は

せいぜい映画や本がテーマだろうとそれなりの人が予想したんじゃないだろうか。

そこでいきなり桐生記事という変化球を放り込んでみた(笑)

当然ストレートを投げてくるだろうと構えていたら、カーブがきた!と

戸惑った人がいたら嬉しい( ̄ー ̄)ニヤリ

 

お手伝いでまた群馬に日帰りでいってきたのだが、先輩が気を遣ってくれて

せっかく群馬にきたのだからと昼に名物の店に連れていってくれた。

 

オレが前に、「ソースカツ丼かひもかわが食べたい」といったので、

今回はソースカツ丼の店へ。

 

『藤屋食堂』

群馬県桐生市清瀬5-49

詳しくはココ

 

 

群馬のソースカツ丼といえば、志多美屋かこちらの藤屋食堂。

 

ソースカツ丼はずっと前から本場で食べてみたかった。

念願が叶った。

先輩が神龍に見える(笑)

 

さすがは人気店、昼どきを越えてもお客さんの待ちがたっぷり。

 

入り口入ってすぐのところで待つことに。

 

 

順番を待っている間、お店のお父さんが懐かしの銀色オカモチを

手にもって出前にでていった。

すばらしい光景だ。

 

回転が良いのか思ったほどの待ち時間ではなかった。

ゆっくりくつろげるこあがりに案内された。

 

頼むものは既に決まっててそれは決してブレないが、記念すべき第1回の訪問なので

一応メニューに目を通す。

 

 

 

もちろん王者メニューである「ソースカツ丼」を注文。

 

「ソースカツ丼」 880円

先輩にご馳走になった。ありがとうございます。

 

 

これが憧れた桐生名物のソースカツ丼。

ビジュアルからしてもう美味そうでたまらない。

 

まあそう焦らず、まずは箸の先をちょっと湿らそうと、とりあえず味噌汁から先に

いただくのだが、メインであるカツをかじる前に味噌汁からもう美味い。

こんなこと書いて、もしも即席だったらかっこ悪いが(笑)

 

そして次はメインであるカツへ。

 

 

他のカツ、ソースカツと違って衣の粒がとてもきめ細かい、

上品にサクサクしていて口の中に優しい。

 

これまで食べてきた店のカツの衣はだいたい粒ひとつがザックリと

あらあらしく大きくて、頬の内側に刺さりそうな勢いだったりするが

ここは揚げた衣が柔らかい。

まるで粉雪のように。

 

最初は丼も上げ底かと思ったが、ごはんも米と米の間に空気が入ってすかすか

になったりしておらず、ていねいに詰めてしかれていて、丼の底がそれほど深くない

わりにはそれなりにボリュームがある。これは嬉しい。

 

最初から美味いということはわかっていたが、これは想像以上に美味かった。

大満足。

 

地元の人はこれをお弁当で買って食べることもできるというから実に羨ましい。

 

新潟のタレカツ丼は東京でも食べることができる(本場と比べての質は別として)が

桐生のソースカツ丼は有名なわりに東京の店で食べられないイメージなので、

今回食べることができたのは貴重な経験だ。

 

ご馳走さまでした。