吉野家攻略戦 牛すき鍋膳 ノ陣 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

芸人の世界で偉いのは、年が上のほうでも売れて稼いでいるほうでもなく、

先にその業界に入った方という定義は有名。

 

有吉弘行はガレッジセールのゴリよりも年齢は下だけど、

お笑いの世界に入ったのはゴリよりも先なので、有吉はゴリよりも先輩(エライ)

ということになるらしい。

 

だが、有吉が今ほど再ブレイクしてなく、猿岩石のころに比べてなんとか再び

テレビに出始めたころ、ゴリがとあるキャラで大ブレイクして調子に乗ってしまい、

先輩である有吉にたいして、「おい、有吉!」と呼び捨てやタメ語で話してきたため

有吉は激怒。

 

そんな流れがあり今もそうなのかは不明だが、有吉とゴリは共演NGらしい。

 

イメージというのは恐ろしい。

なんとなくバラエティで共演しているような印象があるが、実はしていなかった。

 

そういえば特番とかで共演している気もするビートたけしとデーブ・スペクターも

共演NG。

 

ゴリにたいする有吉じゃないけれど、それに似たようなニュアンスで長年オレの中で

牛丼屋に入るのであれば「吉野家」はできるだけ入店NGだった。ヘンな表現だけど。

 

昔、銀座にいったとき、土地柄まさに「どインフレ」な店ばかりで気軽にランチできるところが

なく、何とか見つけた吉野家に入って、松屋やすき家と同じように「ネギ抜きで」と

店員に頼んだら、そっけなく「そういうのは出来ないんですけど」といわれのがキッカケだった。

 

なにィ! 松屋やすき家はサービスでネギが苦手な人のため、ネギ抜きをやってくれるのに

その対応は歴史ある老舗だからこその妙なこだわりか!

と。

 

ネギ抜きができないということよりもそのプライドに腹が立ったので以降行かなくなった。

今はわからんし、もしかしたらネギ抜きサービスは存在したのだけれど、その店員がよく

わからず適当に断ってしまったのかもしれないが、そのときはそれなりに腹が立ったわけ

である。

 

ただ、ネギなき反抗を続けるのもパワーがいるので、もう解禁(笑)

 

とはいっても、牛丼を食べるなら味と価格のバランスが一番良い松屋派なので

定食や牛丼以外の丼を食べるならば吉野家でもいいかなと最近思いはじめてきた。

 

そんなある日、北の国からをパロった?吉野家の鍋のCMを観て外が寒かった

こともあり、ムショーにその「牛すき鍋膳」が美味そうにみえて、いつか食べようと

思い、先週あたまに食べにいってきた。

(ちなみにあのCM、鍋を囲んでいる三人の湯呑みのそれぞれがカメラのほうに

「吉」「野」「家」と文字を向けて並べて)いる芸の細かさが好き)

 

 

 

鍋といえば意味もなく夕飯でたべるべきモノという先入観があり、また両サイドの席に

座っている人が通常の丼で牛丼を食べているその間で、火がついてグツグツしている鍋や小鉢を

広げるのは正直やや抵抗がある。

 

だけどオレは夜がガッツリ食いたいタイプなので、夜食としては物足りなさそうな量なんだよな、

大盛りだとしても。

 

いろいろ考えた結果、多少贅沢なランチとしてやはり昼にゆくことにした。

しかしまあ、なんで牛丼チェーンにゆくぐらいでここまでカット&ブロー……じゃなく

葛藤&苦悩をしなけりゃならんのだ……( 一一)

 

で、

 

「牛すき鍋膳」 690円

 

 

おお、なかなか美味そうではないか。

 

そして想像していた以上に肉が入っている。

 

 

 

野菜を摂りたかったから人参はありがたい。

 

そしてすき焼き汁が浸み込んだうどんも嬉しい。

うどん、もうちょっと多いとよかったかも。

 

例によって、細長く切られた状態の野菜の一部が果たして「白菜の芯」かそれとも「タマネギ」

かということを識別するのには困難を極めた(双方入っているのをしっているので)が、

その他はよく味わえたかもしれない。

 

と、いうことで以前松屋の麻婆鍋記事を書いたように、ここ最近牛丼チェーンで定食を

食することがプチマイブームになっている。

 

あと、牛丼チェーンでも定食でもないが、「かつや」にて期間限定で「麻婆チキンカツ丼」

というメニューが発売されている。

試したとして記事にするまでもないと思うから書かないが、そちらも機会あれば

食べてみようとはもくろんでいる。