日乃屋カレー攻略戦 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

タレントが不祥事をおこして逮捕された際、テレビ局の対応は大変だ。

逮捕当日の夜などにそのタレントが出演している番組のオンエアが

ある場合は早急に動いて、そのタレントが映っている場面だけを編集するか

番組そのものを差し替えないといけない編成に追われバタバタする。

 

有名人がゲスト出演するような記事は当然ないものの、オレも記事を書くに

あたって予定が狂うことはたまにある。

 

基本2回先の記事くらいまではもう何を書くか決めてあり、それが既に読んでいる

小説だったり、既に観ている映画だったりならばいつでも書くことができるが、

アップする予定の当日、前日、前々日くらいに行ったり食べたり観たりする予定

だったものについては、急にポシャッた場合すぐに記事の差し替え編成をしないと

いけない。

 

本来ならば前回か今日はこれのルポを書く予定だった。

 

11月あたまくらいに見かけた告知看板☟

 

ステーキけんにてステーキ100円!

厳密には単品で、サラダバーがついても+500円でイケる。

 

これはいくっきゃない。と思い当日出向いてみたけど甘かった。

いつも人なんて並んでないのに到着してみたら「スターツアーズかっ!?」

ってくらい人が並んでいた。

目視する限り、最後尾に並んでも3時間以上待ちは必至だ。

ヘタしたらL.O.時間までに入店できないかもしれない。

よって断念。

 

食べてないのだから記事もナシ。

 

なので同じ食べ物記事で差し替え&繰り上げアップする。

 

都心でも近隣の市でもたまに見かけてきた店が、つい最近市内にも開店したみたい

なので、翌日夜食を食べにいってみた。

 

『日乃屋カレー』

HPはココ

 

 

最近チェーンになったのか?

そのへんはあまりくわしくわからないが、とにかくところどころで見かけた店。

 

券売機で券を買い、カウンターに座る。

 

卓上にはセルフの福神漬けとラッキョウ。

 

「日乃屋カレー(温玉)」 630円

 

 

うん、なかなか美味そうではないか。

サイト画像だと玉子が中央に乗っていた。

日乃屋の「日の」とは、ひょっとしたら日の丸のことなのだろうか。

 

そういえば食品が豊かになったこの時代。

白米の中央に梅干しがチョコンと乗っている「日の丸弁当」も弁当の世界から

すっかり姿を消しつつあることもあり、今の10代くらいの子の中には「日の丸弁当」

という言葉をしらない子も多いだとか。

 

温玉を軽くまぜて、ルウとごはんを口に運ぶ。

 

 

いろんなルウが存在する今だけど、この系列は昔ながらのルウがウリだとのこと。

 

最初は甘さが目立つが、だんだんとスパイスが追ってきて辛くなってくるカレー。

旨みは効いてる。

 

が!

舌に乗せて味わっていたらオレのオニオンセンサーが反応した(-_-;)

 

うん、つまりこれはそういうタイプのカレーだ……

形がそのまま残っているタイプ。

 

いや、オレも新規のカレー屋にゆく際は、けっこう慎重に下調べをしているのである。

 

サティアンの中に毒ガスが発生していないか調査してからカナリアの籠を持って動いていた

警察のように、まずその店のサイトに載っているメニュー写真を確認するし、訪問して食べた人が

撮影したブログ画像もできるだけ大きくしてルウの中に筋がある光る物体が存在していないか

しっかり目をこらして見て確認するのである。

 

今回もいろいろな画像を見た結果、それかもしれないと思われる光る箇所も見られたり

はしたが、オレの脳の中にある「分析機関」的な部分にその判断を委ねたところ、

「これはタマネギが光っているのではなく、撮影時の光がルウの表面に反射した際の光の

可能性が高い」

という判断結果が導き出されたので、安心して食べにいったのだが、なんてことはない。

そのまんまタマネギだった……。

 

でもまあ米とルウが旨いのは事実。

タマネギを避けて食べられる部分は食べたが、タマネギとその周辺のルウは残すしかなかった。

お店の人には申し訳ないが。

 

というわけで、今回は攻略ならず!

 

あくまで具の形状と食べる側の相性の問題であり、カレー好きな人は気に入る店だと思う。