立川まんがぱーく | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

でたんだよ でたんだよ

続くんだ 次から次へ 漫画の本が続くんだ

 

楽しいよ 表紙を開けばセル画がついてる

新作漫画「ウルトラB」も載ってるよ

 

藤子不二雄ラ~ンド~

 

……っていうCMソングが小学校のときにあった。

 

藤子不二雄が描いた漫画の数々が新装丁特別版としてセル画つきで

書店やコンビニで発売されることになり、小学館?が当時大きく宣伝打っていた。

 

昔はコミックスのCMも夕方とかにちょくちょくやっていた気がする。

 

それだけ日本の漫画文化というのは素晴らしい。

アメリカ人が日本の漫画やアニメに惹かれるのはヒーローものばかりの

自国の漫画アニメにくらべ、日本はそのテーマが多様だからだそうだ。

 

7、8年前に立川にできた「立川まんがぱーく」に初めていってきた。

ちょっと読みたい漫画があったのと、まだ訪問したことなかったからいい機会だった。

 

『立川まんがぱーく』

東京都立川市錦町3-2-26

HPはココ

 

 

作る計画が発表されてから開館当時までけっこう話題になった。

立川市子ども未来センターという施設の2階にまんがぱーくはある。

 

実は立川で働いている同級生ふたりの職場が、ここの立ち上げの際のプロジェクトに

ちょっとかかわっていて、広告業務経験のあるオレに個人単位でいろいろ

相談したいという話もちょこっとでていたが頓挫した(笑)

 

今は街中にたくさんの漫画喫茶があるが、このまんがぱーくのいいところは

入館料が400円ととても安い。

しかも一度入ったら、閉館まで何時間いてもいいのだ (と思う)。

 

それと自宅の端末から置いてある漫画が検索できる。

なので、読みたい漫画があるかと思っていざいってみたらなかった、ということが

ないのである。素晴らしい

 

カフェなどもあるが、そちらは別料金。

 

靴箱のロッカーに入れる400円が入館料となる。

抜いたカギにくっついているのが入館証。

それをゲートにピッとタッチして入る。

ちょっと高いスーパー銭湯みたいな雰囲気。

 

 

入って右にすすんでゆくと、思った以上に広い漫画スペースが奥へと続いている。

想像してたとおり人がすごい。

 

ひとつ注意事項として、この「立川まんがぱーく」は個人による館内の撮影は

自由だが、他のお客さんが映ってて顔がわかる画像などをSNSにあげるのは

禁止とのこと。

 

なので、以降アップしてゆく画像は、閉館間際までいて、人が少なくなってから

撮影したものである。

それでもどうしても少しは人が映ってしまうので、そこが画像加工処理させてもらう

ことにした。

 

館内はいかにもドラえもんにでてきそうな漫画チックな読書スペースがある。

 

 

 

ひとり用の四角い椅子やザブトンもたくさん用意されているのだけど、なによりも

嬉しいのがフロア全体が畳敷きなことだ。

 

 

上のような個室や席が埋まってても大丈夫。

気になる漫画を見つけたら、その場でベタっと畳の上に座って読んでいる

人もいる。

とにかく、どこに座ってもオシリに優しい柔らかさなのである。

 

歩いていても、温泉の休憩所にいるようなリラックス感が溢れる。

 

漫画は4~5万冊あって、これからも増やす予定らしい。

 

ジャンルや作者ごとに配置されているから見つけるのもカンタン。

 

 

オレは窓際のベンチタイプに空きがあったから、そこに腰掛けて、

とりあえずそこにあるお目当てだった漫画を3時間かけてすべて読んだ。

 

退館までまだ時間があるので、残りはフロアをふらつきながら気になった

漫画を何種類か読んで歩いた。

 

居心地良さそうな独特スペースは早い時間ずっと人がいたけど、遅くなって

きたら、二段ベッド的な空間の上が空いたので移動。

 

 

この時間だからこそ空いているけど、入館当初は1階も

2階もみんな人がいて、ゴロゴロしていた。

この撮影時も手前の1階の箱の中には人がいる様子が窓からわかる。

 

読んでいる邪魔にならぬよう、抜き足差し足忍び足で階段をあがる。

 

上からの風景。

 

子供に戻って屋根裏部屋にあがったような気分だ。

 

楽しくて、何時間でもいられそうだ。

どんどん過ぎてく時間は怖くない。

 

 

閉館がかなり近づくと、1階の隠れ家的な箱もほとんど空いた。

 

せっかくだから入ってみたけど、ここは周囲にたくさん人はいて賑やかな時間に入るから

特別部屋的な感傷に浸れるようだ。

 

館内がガラーン……シーン……としている時間帯のときに入るとなんだかちょい寂しい(笑)

「隠し部屋」というよりも「隔離部屋」みたいだ。

 

この箱の中はやはり早い時間賑やかなときに確保するのベストに違いない。

 

ここ、かなり気にいった。

 

入館料安くて長時間いられる。

店内も清潔。

漫画の数も多い。

利用したければ飲食も可能。

 

 

漫画が好きならばここまで天国な空間はなかなかない。

 

地元じゃない人も、もし立川にきて時間潰すようなことになったら超おすすめ。

 

オレもリピート間違いナシ!

漫画好きのみなさん、立川まんがぱーくでお会いしましょう。

では、ばいちゃ 👓