the・肉丼の店の「レアローストビーフ丼」 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

ビーフ○○、あるいは○○ビーフ。

 

ビーフという言葉は前後になにかくっつくと、やけに高級感がでる感じの

響きになる。

だけど、ちょっぴり気取った感じにも聞こえたりする。

 

ビーフストロガノフという言葉をはじめて耳にしたのは、小学校か中学校の時

だっただろうか。

 

毎月ある日になると、学校給食の一か月ぶんの献立予定表が発表されて

配膳室の前に張り出されるのだが、クリスマスの日あたりにそのメニューが

当てはまっているのを見たのがはじめてだったような気がする。

 

ビーフストロガノフってなんだろう?

無垢で純粋な脳みそ単細胞のケン少年はそう思った。

 

今もまだ掲載しているのかわからないが、当時の週刊少年ジャンプの一番最後に

「ジャンプ放送局」という読者参加型のハガキコーナーがあって、そこでよく、

カタストロフ1号だったか2号だったかというペンネームのハガキ職人のネタが採用されて

いた。

 

そのペンネームのほうが先にオレの頭に入っていたことと、ビーフストロガノフと

カタストロフの2つが、なーんとなく響きのニュアンスが似ているような気がして、

オレは今でもお店のメニューなどで「ビーフストロガノフ」という文字を見ると、同時に

頭に「カタストロフ」という言葉がセットになって、ポーンと浮かんでしまう。

ちなみにカタストロフとは、ヤバい意味での局面である。

テロとか隕石地球激突とか。

 

だけど今回は、同じビーフでもストロガノフじゃなくてローストの話。

 

先日流行語大賞が発表されて、「忖度」ともうひとつなにかだったようだが、最近ちょっと

オサレな街中を歩いていると、「ローストビーフ丼」と書かれた看板もやけに見かける

ようになった。

 

みなさんもご存じだと思うが、ヒネクレモノであるオレは基本そういう世の中の流行には

乗らないし、なびかない。

 

だけど最近はあえて、「そこまで騒ぐならそれほどのモノかこの目で見てみようではないか」

といった気になることもある。

 

と、いうわけでつい先日、吉祥寺の某有名ラーメン屋(たまねぎの風味がすごいスープの)

の隣りにあるこの店にいってみた。

 

『the・肉丼の店』

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-12

HPはココ

 

 

店名にあるとおりチキンからビーフ、ローストから焼き物まであらゆる種類の肉を

丼に乗せて提供してくれるようだ。

 

ちょっと遅めの13時半に訪問。

食券制。

空いているカウンターに通された。

 

代表的なメニューはこんなとこ。

 

 

ランプステーキ丼も捨てがたかったが、ここは王道でやはりローストビーフ丼に。

 

ちなみにメニューに表示されている写真はメガサイズである。

 

オレが注文した並サイズはこちら。

 

「レアローストビーフ丼・並」 850円

 

 

山頂にタマゴ。

ボーン・フロム・アン・エッグ・オン・ア・マウンテントップ♪

BY ゴダイゴ。

タケカワユキヒデ。カタカナばっかり。

 

さらにズームイン。

 

 

 

率直な感想。

 

美味い。

 

ローストビーフも。

そして、そのタレがしみ込んだごはんも。

 

だけど、しいていえばローストビーフとごはんを一緒に丼にする必要があるのか

という気も。

これは他のローストビーフ丼の店にもいえるかもしれないけど。

これもやはりインスタ映え狙いだろうか??

 

だけど、他のランプステーキ丼とかチキン関連の丼は純粋に食べてみたいと思った。

せっかくだから、また機会見て、他のメニュー試してみようかとも思う。

ただ、やはり素材が素材だけに価格相応で腹を膨らますのは難しいかも(笑)