やきとん あさちゃん@秋津 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

先週土曜日夕方、仕事が終わったあと久しぶりにひとり呑みしようと、ぶらり途中下車。


オレにとって巨大な冷蔵庫で、気になる街。

3度目?の秋津および新秋津。


西のホッピー通りとも呼ばれている東京都の酒都・秋津。


武蔵野線新秋津駅から西武線秋津駅にゆく間に、クロスコートという飲食店がたくさんはいった

施設がある。

サイゼリヤにやよい軒、太陽のトマト麺に金沢カレーのお店までさまざまな店が入っている。



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下調べもかねて、今まで何度かこの中を歩いてみたことがあるのだが、ひとりで入るにあたって

比較的ハードルが低そうで、かつ料金も安そうな気になる店を以前みたので、今回はそこが

目標である。



こちら。


『やきとん あさちゃん クロスコート秋津店』

東京都東村山市秋津5-6-5

詳しくはココ



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ここでした聞いたことない店名だが、どうやら串カツの『でんがな』の姉妹店とのこと。

そういえば秋津駅すぐ前のビルにも『でんがな』が入っていた。


外から店内に様子が窺えるというのも大きいが、ハコの広さ的にもひとりでふらっと入りやすい

のが大きい。


そして、外にでている看板に書かれた文字。


「ちょい飲みセット 648円」


これがずっと気になっていたのだ。

今回はこれを試したルポをお届けしようかという流れ。


時間もまだ早めなので、本格的な食事は帰宅してからガッツリとしようという魂胆なので

この日はとりあえず、労働後直結の一杯と、それにあったちょっと肴をつまんでおこうという

ことだ。


先客は3組。

カウンターに単身の男性がひとり。

あとはテーブルにふた組のグループ。



L字カウンターの短い部分、店の配置でいうとすみっこに陣取って座った。




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ひとり来店ひとり呑みは、この場所がもっとも落ち着く。


すみっこでひっそり咲く植物の生活のような時間の中で酒をすするのがオレには似合っている

(笑)



店員さんが来たので「ちょい飲みセット」。


セット内容は

『お好きなドリンク1杯 + 小鉢 + 串3本』

である。


串はブタかトリを選べる。


トリあえずトリで味付けは塩にしておく。

貴重な一杯のドリンクはやはりビールで。


ビールはすぐに到着。



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うーん、美味い。


やはり労働直下型で喉に落ちてゆくビールには格別のうま味と冷たさがある。


週末に朝から働いて夕方前にあがり、すこし早い時間からひとりでふらっと入った酒場で

呑む酒というものはなんとしみることだろう。


以前も週末出社のあと、ひとりで所沢までいって「百味」という大衆酒場に入り呑んでいたが

その時もこの日も、呑んでいる最中は頭の中では岡林信康の『山谷ブルース』 が流れていた。


肉体労働でもなければ、そこまで朝早かったわけでもキツかったわけでもないけど

雰囲気的になんとなく岡林信康の曲が呑んでいる時の心境にシンクロするのだな。



小鉢はザーサイ


それなりに量があって、串が焼けるまでのビールのおともには相性抜群。


そして、串3本もでてきた。



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「鶏むね」「すなぎも」「せせり」


ちょっとこぶりだったけど、料金を考えるとこんなもんだろう。

焼き方も丁寧で味も良し。


単品ごとの料金をみてもリーズナブルかな。




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このメニュー表の隅に、お通し代200円頂きますと書いてあったのだが、

お会計は消費税+で699円だった。


セットだけしか頼まずにすぐお会計だったから、気遣ってお通し代サービスしてくれた

のだろうか。

だとしたら嬉しい。感謝。


いやあ、それにしてもこの内容で700円いかないというのはかなりオトクだ。


またいつか、ちょい呑み気分の際にふらっと立ち寄りたい。