仮面ライダースーパー1 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。



リアルタイムで初めて観たウルトラマンシリーズはウルトラマン80。
主役のヤマトタケシを演じていたのが俳優の長谷川初範だと知ったのは高校3年生に
なってからだった。

一方、初めてリアルタイムでみた仮面ライダーは「仮面ライダースーパー1」である。
アマゾンとかストロンガーとかはリアルタイム世代じゃない。
ちょっとだけ観た記憶があるようなないようなだけど、観たとしてもおそらく再放送だろう。

仮面ライダースーパー1はおそらく小学校1、2年生あたりの放映だったと思う。
一応観ていたけど、ストーリーはまったく憶えていない(笑)

ただ、初回の放送時間がとても短く、最後は爆発する基地のようなところから
スーパー1がバイクで脱出してくるシーンで終わったような気がした。

そうだ。OP曲でも歌われていて、それがこのライダーの特徴だったからそれだけは憶えて
いるんだけれども、片手がいろんな手にチェンジ出来て、敵ごとに違った手を武器にして
戦っていたのだ、たしか。

そんな仮面ライダースーパー1を演じていた俳優の高杉俊介サンという方(最近名前知った)が
現在、ファンの人たちから多額のカネを借り入れて、詐欺騒動をおこしているらしい。

ライダー変身! じゃなくてライダー返済!を迫られているとか。
テレビで話題になってた。
スーパー1観ていたからちょっとだけ驚いたのだが。


いくらヒーローを演じていたといっても、あくまで演じていただけで。中身は
生の人間。
子供のころにそういうニュースを見たら、事情を詳しくは理解できなくともなんとなく
悪いことをしたという雰囲気を読み取って夢を壊されたようなショックを受けるかもしれない。

だけど大人になった今、そのへんはもう冷静沈着。
「まあ、別におかしくはないだろうな」程度にしか思わない。

でもメディアは決まって、正義のヒーローが堕ちた!といったような書き方をする(笑)


結局は冤罪だったけどウルトラマンコスモスをやっていた杉浦太陽が逮捕された際も、
ウルトラ警備隊のイデ隊員が鎌倉でちょっと騒動起こしちゃったときも。

サン○ルカンのバルパ○サーを演じていた小林○星の息子が捕まった時はそう書かれなかったな。
当時のオトナにサンバルカンという存在はそれほど認知されていなかったのかな。


仮面ライダースーパー1を演じていた高杉という俳優さんも、ファンの人に毎回理由を変えては無心していたという。

いろんな腕にチェンジして武器を替え戦うスーパー1のようにまさに
‘手を替え品を替え’での借金生活。

観ていた時から30年以上たつからそれほど関心ないけど、それでも当時カッコいいと思って
観ていたヒーローの堕ちた姿を見るのは、なんだかさみしいものがある。