毎年11月3日の祝日は、オレにとって祭りのダブルヘッダー。
もちろん片方の祭りしかいけない年や、両方ともいけない年もあるのだが他に予定が入らない
限りは出向いている。
今年は2つの祭りに行けたので、まず今夜は一発目。午前中に行ってきた祭りの記事。
『第40回府中刑務所文化祭』
もうこのコラムで取り上げるのが恒例のようなイベント。
この文化祭では毎年、女性タレントを一日所長として招いているのが話題のひとつである。
歴代一日所長は……
国仲涼子
安田美沙子
飯田圭織
島崎和歌子
島谷ひとみ
篠田麻里子……などである。
同性異性問わず、ほぼ興味を引く綺麗系女性タレントという意味で
だいたいがストライクもあるいは、ほぼストライクの球(タレント)を刑務所側が用意して
観客側に投げてきているのだけれど、なぜか途中で一球だけストライクではなく
ボール球を放ってきているのが微妙だ。
(名誉のために誰のことを『ボール』と言っているかという答えは控えさせていただくがｗ)
去年が篠田麻里子で、ムショ飯食べる列に並んでいたら、ちょうどすぐ横をたしか歩いていったのだ。
予想外の横からマリコ。
で、今年の一日所長は……
上の画像にあるアーチをくぐる前あたりで、既に場内のスピーカーからMAXの歌が
流されている。
大学の2部学生だった頃、夜に授業が終わった後、当時よくつるんでいて同じ長渕・尾崎ファン
だった友人と一緒に国分寺駅前に白木屋に流れ込み、スクリュードライバーを飲みながら
流行のエイベックスサウンドや小室サウンドの批判に華を咲かせて盛り上がっていたんだけれど
MAXだけは別に嫌いではなく、白木屋を出てから近くの安くて汚いカラオケボックスに行って
始発まで時間潰してた時も、たまに「TORA TORA TORA」とか「セブンティーズ」とか歌ったりしてたんだよな、オレ。
あの頃の音楽の好き嫌い選別が自分でもよくわからん。
でもなぜかMAXだけは、スパモン時代の田舎娘を見守る感覚が残っていたのかあまり嫌いじゃなかった。
府中刑務所が家から遠ければともかく、家から自転車で5分もかからないのだから、これは
せっかくだから見ておこうと思った。
ちなみにオレはこの文化祭そのものが好きでここ数年は見に行っているので、別に女性タレントがこなくとも来場はするのであしからず。
開場時間に行ったのだけれど、すでにかなりの人が来ていて場内は熱気がすごい。
前日から一転して、天気も暑いくらいだったから人も集まる。
模擬店もたくさん。
白バイやパトカーに乗って記念撮影するコーナーも引き続きやっている。
去年か一昨年かはパトカーに乗って写真撮ったな。
この文化祭の目玉企画は二つ。
普段入ることのできない刑務所内を歩くことができる「プリズンアドベンチャーツアー」と
受刑者と同じ食事をすることができる「麦飯食堂」の２つである。
どちらの企画も人気がすごいうえに、人数・数量限定なので開場とともにすぐ並ばないと
参加が難しい。参加出来たとしても2時間以上の順番待ちは必至だ。
この2つに関しては一昨年と去年、早く会場に行って、数時間並びなんとか経験して当時の
記事にも書いたので今回はナシ。
今年は今までまともに見ていなかった一日所長のステージを見ることにした。
予定より10分か20分遅れて、一日所長のMAXが登場！
最近の芸能事情全く知らないけど、3人しかいない。
可能な限りの反権力を掲げているこのコラムですが、肖像権侵害の罪でそのまま投獄されるのはイヤなので画像は加工してありますが、ご了承ください。
画面左からリナ所長、ミーナ所長、ナナ所長の順番。
普段はゲーノージンとかあまり興味ないけど、こうして生で見るとやっぱりカワイイのう。
これまた3人そろって顔が小さいのなんのって(爆)
オレよりも若いとはいえ、年齢的には3人とももう熟女枠だろうにすごい(・.・;)
一日所長を代表して4名に一般の人への表彰状授与が行われた。
一般の人に賞状を渡すミーナ所長。
昔は「うたばん」で石橋貴明からダンゴとかあだ名されてたんだよなあ。
MAXの登壇時間は意外と短かった。
降壇以降もこのステージではお囃子とか刑務所職員によって結成されたバンド「デビルス」
などによる演奏もあるのだけれど、それも以前に観たことあるので今回はスルー。
あとは建物内の展示などをちょっと見て回る。
受刑者によって作られた家具の販売や、書かれた俳句の展示がある。
こちらは刑務所製の神輿。本体価格100万円。
貼られている俳句などは、前と同じで撮影禁止。
2年前も一度やってみた「無料性格診断」を今回またやってみた。
やり方は簡単、30問くらいに質問を「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかで
答えるマークシート方式。
係の人から改めて説明を受け、できればあまり「わからない」の枠は塗らずに
「はい」と「いいえ」の２つだけで埋めたほうが適格な診断に近くなるとのことだったので
その2つしか塗らないようにした。
Q・「はじめての人とでも気軽に話せる」→ 「いいえ」
Q・「どんなにひどいことをされても絶対に相手をうらまない」→ 「いいえ」
……
などと、実に素直で人間味の溢れる回答(笑)をしてゆき、最後に係の人に渡して機械に
通してもらい、はじき出された結果がコレ。
↑
上から「繊細さ」 「意思の強さ」 「良くみせたい気持ち」 「朗らかさ」の順になっている。
Aの枠がふつう。
Bの枠が、やや強い傾向。
Cの枠はそれを強く持っている人
である。
前やった時とあまり変わらん気がするな……
相変わらずガラスのハートの指摘だ (爆)
ガラスはガラスで、鉄にはなれないにしてもせめて月日の経過とともに普通のガラスから
アメリカ大統領専用車の窓に使用される対銃弾用の強化ガラスくらいになっててくれるなら
まだ良いのだが、相変わらずナース姿の椎名林檎の蹴りを食らって砕け散るようなもろい
ガラスだという自覚は拭えない。
だが、憶えておくがよい。
蹴られたり殴られたりして砕け散るようなもろいガラスでも、ただでは砕け散らん。
砕けて飛び散ったその破片は蹴った人間の肌に突き刺し、必ず道連れをともなってやる。
ネクラを怒らせたら、ただじゃすまねえぞ。
貴様が投げた刃は自分の喉元に跳ね返ってくることを憶えておけ(怖)
そう言えば、前回はこの性格診断会場にて、大川興業のタレントでもあり裁判ウォッチャーの
阿曽山大噴火氏に遭遇したが、今回は遭遇しなかったな。会場には来てたみたいだが。
ここ最近、御嶽山や箱根など本当の噴火が相次いでいることに気を遣ったのか、先日とある
特番見た時、名前が大噴火ではなく、本名らしき表記で出演していた。
タレントも大変だ。何かとあればすぐ不謹慎だって騒がれるからね。
そーゆーわけで、今日は夕方また別に祭りに行くので、このへんで撤収。
下の画像は巣鴨プリズン時代の扉。前にもアップしたね。毎年展示されているから。
文化祭は毎年やっているので興味ある方はぜひ来年来場して、帰りにすぐ外にある
カロリーハウスで肉でも召し上がってください。
