私利私欲のためにおきた殺人事件ほど醜いものはない。
しかし、それは現実の世界の話であればだ――
たとえば、それが創られた世界の殺人であった場合、
どんなに凄惨でむごたらしい事件であっても、描く人間あるいは撮る人間の才能が彩れば
限りなく芸術的な殺人劇となる――
――
昭和22年、信州財閥界のフィクサー・犬神佐兵衛(三國連太郎)が那須の本宅にて死亡。
犬神家の顧問弁護士・古舘(小沢栄太郎)の助手・若林(西尾啓)はやがて起きる事件を
察知。東京から私立探偵の金田一耕助(石坂浩二)を召喚するが、彼の到着直後、若林は
殺害されてしまう。
そして、佐兵衛の娘の三姉妹(高峰三枝子、三条美樹、草笛光子)は、亡き父の遺言を
巡って骨肉の争いを繰り広げる。
※「犬神家の一族」DVDパッケージ解説より引用。
5年以上焦がれ続けた場所にやっといくことができた――
原作文庫を片手に、好きなあの名作映画のロケ地を巡礼する――
‘現実’と‘非現実’が交差する『一泊ひとり旅』の記録――。
次回
ブログ開始6年目突入記念旅&製作記事
犬神家の一旅(ひとたび)
(ただしPCの具合や、忙しさ次第で公開延期になりますw)
例によって予告だけハリキッてますが、プレッシャーになるのでまったく期待せずに
お待ちください。たいしてオモロイことは書きません。
先程帰ってきたばかりで疲れているから今日はまず予告篇だけ (笑)