麺処井の庄 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

例によって記事内容の時は遡り、西武ファン感謝デーの日。

飲んだあと、〆のラーメンへ。


このコラムではもうお馴染みのラーメン施設「たま館」へ。

今回目的の店は


『麺処 井の庄』


井の庄パネル

ラーメンマニアの間では言わずとしれた石神井公園の有名店「井の庄」のたま館出店だ。


蒙古タンメン中本でも修行した本店店主によって生まれた「辛辛魚らーめん」と「辛辛魚つけ麺」

がウリの人気店である。

上のパネルの一番下が「辛辛魚らーめん」

スープが燃え上がるように紅い。


以前から「辛辛」の麺は気になっていたのだが、その紅さから推定するにおそらく中本は

の上をいってそうに思える。

さすがにちょっとコワい。


初めての方は、まず普通のつけ麺をおすすめしますとかいう店の警告?も見た気がする。

たとえば辛さの段階があって、それでまずは軽めからとかいうのなら挑むけど、まず普通の麺からというのなんか違うようなきもしたが、さすがにいきなり「赤の恐怖」に立ち向かう度胸もなく

友人と一緒に普通の麺から食べてみることにした。


太麺か細麺かを選べて、太麺希望の場合は「太麺」のボタンを押す。

ずっと前にブログで親交のあった方からの情報では、やはり太麺がいいとのこと。


「濃厚つけ麺」 850円



井の庄麺


つけ汁
井の庄汁


麺のほうな何かを練り込んだ蕎麦のような色合い。

モチモチしていて噛みごたえがあるが、口の中で下品に暴れるような感じはせず

どっしり落ちついた麺に感じた。


一方、スープ。

海底火山によって海上に誕生したような魚粉の島がトレードマーク。

魚粉としてはたぶんそのままだと思うけど、辛子などとは違う辛さがあるのは意外。

この島を沈めて溶かすと、程よいドロドロ加減になり、麺にまとわりつく。

スープ割りもアリ。


多少値段がはるのが難点だが、味と喰い応えはなかなか良かった。


食い終わって満腹感に浸っていると、隣の席に若いカップルが座った。

食券を店員さんに渡している。


男のほうはどうやら「激辛」系を頼んだ様子だった。

やりとりを見た感じ初挑戦ぽい。


なんとなく気にしていると、食券を受け取った店員がカップルの男に一言……


「辛さ抑えめにすること出来ますけど、どうしますか?」


ええ! 辛さ具合調整出来て、しかもそれ聞いてくれんの!?



それさぁ………

早くいってよぉ~……!