いまだにスマホの基本操作に戸惑っている。
音楽を聴きたいとか映画をみたいとかいう段階以前の問題。
まったく、ガラケー買った時なんかは比較的単純な操作方法にも関わらず白夜書房が出していた
「野球小僧」くらいの厚さがある説明書がついていたくせに、機能の複雑さにおいてガラケーを
上回るスマホにかんしては、まさにスマートでうすっぺらな説明書しかついてないとはどういう
つもりだ。ぷんすかぷんすか。
どうせ、「スマホの最低限の使い方くらいはわかっているのでしょ?」的なメーカー側の
思いが感じられる。
そしてよく見ると、基本操作もわからないのに、その操作法の説明書が「スマホ」の中に
入っているというなかなかの嫌がらせ(笑)
この前なんてやっと「受話音量」の上げ方がわかったわ。
「設定」から「サウンド」で入ってゆけばいずれ「受話音量調整」の表示が出るだろうと思って
いじっていたけど、一向に出てこない。
友人に聞いてみて、そこだけ「設定」ではなく液晶の下にある「+-」を押して調整するということが判明。
うーん、ハンパな分け方だ。
機種変更して二日後に友人から着信があり出たのだけど、聞こえて来る声がめちゃくちゃ
小さくて苦労したから助かった。
あまりにも声が小さくて何言ってるかわからないから、こちらの不手際だとわかっていながらも
もっと大きい声で、
「コーヒー・紅茶・ウーロン茶!」
「青短!」
「ババぴー!」
「長戸帰れ!」
というフレーズを滝の前の席で叫ぶくらいの気持ちで大声で話してくれないか!
と訴えそうになった。
上の4つのセリフに関して、????という人が多いだろうというのは予定どおり。
世の中にわかる人は多いとおもうけど、このブログを見ている人のなかでピンときた人がいたら
それは奇跡。ちょっとその奇跡に賭けて書いてみたかっただけ。
上の四つのフレーズは、毎週木曜日の我が青春だった「アメリカ横断ウルトラクイズ」の
名物クイズのひとつ「絶叫クイズ」において回答者の人たちが叫んでいた指定フレーズである。
ハナシがアチコチに飛んでしまうが、この前、帰宅してテレビつけたら高校生クイズが
やっていて久々ちょっとみていた。
昔は3人ひと組だったけど、今は一校ふたりひと組になったんだなあ。
そこもやはり予算の問題か。
高校生クイズを見てた流れで、なんとなくウルトラクイズも思いだし、その中で絶叫クイズも
思いだしてきたわけで、この記事の前半部分へと回帰する(笑)
アメリカ横断ウルトラクイズと言えば、番組内で使われる多くのメロディが印象的だが
いずれも既存の曲だというのを知ったのはほんの10年前くらい。
中でも多くの人の鼓膜にネチョ―っとこびりついて離れないメロディーは、あの「勝ち抜け」
の時になる「ジングル」ではないだろうか。
元の曲は「ミシシッピ組曲」のひとつである。
あの跳ねるように勢いのつくリズムはなんとなくテンションがあがる。
仕事でもプライベートでも、何かやりとげたり成功した時のオレの頭の中では自動的に
あの、パッパラ~、パラッパパッパラ~ パラ~! というメロディが掛かっていた。
そのくらい「勝ち抜け」とか「成功」という印象が強い曲だ。
日テレはあまり好きじゃないが、選曲したスタッフのセンスには脱帽する。
名曲に関してタイアップリメイクから知り、入ってゆくのはすこし邪道かもしれないが
この「ミシシッピ組曲」に関してはアメリカ横断ウルトラクイズによって好きになった。
かといって、CD買ったりとかまではしてないけど。
ちなみにオレは第11回のウルトラクイズで稲川さんという人を見た時に、テレビから伝わって
くるその人柄の良さにすっかり惹かれてしまい、毎回必死に心の中で応援していた。
結果、その第11回目の回でクイズ王になった時はなんだかとても嬉しかったものだ。
第11回の中盤にて優勝賞品が発表され、「島」だとのことだったが、いざ優勝者が決まり
フタをあけてみたら、島というのは名前だけで満潮になったら沈んでしまう浅瀬の中州のような
土地だというオチだった(しかも畳数畳ぶんくらいしかない)
今、考えれば番組的には「大オチ」であり、優勝した稲川さんも笑っていたが、熱心に応援して
いたオレは稲川さんのことを思って、マジで番組スタッフに怒りを覚えていた気がする(笑)
その数年後にウルトラクイズでは優勝賞品が「カジノ」だといいながら、実際は
「田舎の牧場」で、牛がどこに糞を落とすかという賭けをするカジノだというオチの回もあった。合唱。