やよい軒 和風たれかつ丼 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

外食チェーンのキャンペーンというものは蝉やホタルの一生と同じくらいに儚く、

気が付いたらあっという間に終わっている。

「そうだ、ホタル観賞にでも行こう」と思いたったら、すぐに行かんとイカン。

それが見れるか見れないかの境目はわずか数日の差なのだ。

たった一秒で生死が別れる時限爆弾の配線切断くらいの勝負だと言っても過言ではない……

と思う( 一一)。


そんなようなモノに近い感覚で、つい先日、ふと、定食チェーンの「やよい軒」が

メニューのひとつである「かつ丼」と「和風たれかつ丼」の値下げキャンペーンをやっているという

情報が目に入った。


そういえば、ここ1年くらい「やよい軒」には行っていない。

蛇足だが、オレの記憶とトリビアに間違いがなければ「やよい軒」の前進というか店名変更する前はたしか「めしや 丼(どん)」だったと思う。(これが正しいか誰か知ってる人いますか?)


以前の勤め先では近所の「めしや丼」があったから、それなりに重宝させて頂いていたが

最近はあまり行っていない。


家を出てからの利用電車の範囲内に「やよい軒」がないのだが、今回はかなりの価値のある

キャンペーンである。

金環日食と同じで、これを逃したら、オレが生きているうちに、再びこのキャンペーンがやって

くるかわからない(大袈裟)とふんで、夜、一旦家に帰ってから、自転車の乗り換えて、利用圏外の近くの駅まで食べに行くという気力を先日発揮してきた。

ちなみにキャンペーン期限は本日昼(2月22日)出逢ったと思う。だから昨日のうちに。



やよい軒看板

「やよい軒」の親会社は、たしか数年前にエイベックス同様に‘お家騒動’があったプレナス

だと思う。違ったらスマン。

つまり「ほっともっと」の会社やね。


人によっては良くも悪くも、この「プレナス系」で使用されている米は味や舌触りにある意味で

クセがある。CMでも米をアピールしてるけど。

いい部分を表記するとすれば、舌がその味を記憶しやすいというのはある。


過去に、ほぼ同年代の職場仲間二人とオレの三人で、会社近くの「やよい軒」に行ったことが

ある。

その時、同僚のひとり(30代なかば)が、珍しいことにやよい軒初体験だっただった。

頼んだ定食がきて、ごはんを一口喰って、

「あ、この米なんか食べたことあるかと思ったら、『ほっともっと』っぽいですね?」

と言った。

それを聞いたもう一人の同僚が

「そうだよ、だって『ほっともっと』と同じ会社だから」

と答えた。


ま、それだけの話だが。


でも、味覚がそれほど敏感でないオレでも、「やよい軒」と「ほっともっと」の米に関する味の

一致はわかる。

オレも一緒だと感じる。


そういうわけで入店。


当初の予定通り、「かつ丼」ではなく「和風たれかつ丼」を頼む。

ザ・たまねぎ回避。



膳

本来は630円のものが キャンペーン価格→ 390円


これは安いだろう。


しっかし、「たれかつ丼」自体が久しぶりだ。

ずっと前に水道橋にある「タレカツ」という専門店に行った時以来かもしれない。

新潟のほうは「かつ丼」と言ったらタマゴとじでなく「タレ」とのことだから。


ドンブリだけのズームはコチラ。


和風たれかつ丼

うぬぬ。

たまねぎキライということは抜きにしても、オレはやっぱり玉ねぎが埋め込まれたタマゴとじの

かつ丼よりも、ソースかつ丼か、タレかつ丼のほうがいい。


けっこう美味かったわ。

これ、通常の価格だったら「う~む」と言ったところだが、390円なら安い。


ちなみに今は本家の「ほっともっと」のほうでチキン南蛮弁当値下げキャンペーンやってると

CMで知った。

あれってナレーションはウーマンラッシュアワー??