猪瀬n’t world ② | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

「カネ借りたから、辞任する! 『知事席返し』だ!!」

なんてドラマを日曜9時枠でやってみるのはいかかでしょう、東京放送さん。

タイトルは「○○直樹」で。



そうそう、中学3年の高校受験前の時だったかのう、

時期が時期だけに進路に関する相談や報告やらで、担任との間でちょこまかと二者面談、

ときどき親を含めた三者面談が何回か行われた。


オレは昔から、そして普段から‘自然体’の態度や表情で過ごしてきているので、何か知らんが

緊迫した時期とかでも「緊張感」が感じられないとかいった‘いいがかり’をつけられることが

多かった。

ある時に実力テストかなんかで点数が悪かったあとの面談で、例により担任の男性教師から

「オマエは気持ちがゆるんでいる、表情でそれがわかる」みたいなことを言われた。

要するに点数が悪かったのは危機感がないからだと。


オレは特にボケーっとしていたわけではないし(かといって特に気合いれたりもしてないが)

普段のままなんで、とても腹が立ったし、言われた事には当然納得いかなかったが、ただ

表情がボケーっとしてると言う事に関しては、まあ、そうかもなとは認めるトコはあったので

その面談以降、基本的な信念はそのまま変えず、特に危機感を改めて感じたり頑張ったりも

せず、勉強量を増やしもせず、教師の言葉を憎んだままで、表情というか目つきだけちょっと

鋭さを意識して過ごしてみようと考え、実行した。


そして少しあとに次の学力テストがあり、順位があがった。

ただし、オレの点数やレベルは決してあがっていない。横ばいだ。

そん時に限って、周りの人間の点数が低かったからという、自動繰り上げ的なモノである。


そして、またその次の面談の時。前回は叱った担任がオレを褒めた。


「あれから頑張ったな。オレにはわかる。あれからオマエの目つきが変わったのを感じてたんだ」

と。


それを聞いて、「ああ、大勢生徒がいる中でも、ホントにオレのことも見てくれていたんだ」と

嬉しくなった。嬉しくなったが……


同時に、嬉しい気持ち以上に、教師という人間の能力に失望したというか、これから先に

大人を信頼できないという恐怖に襲われた。


心配して気に掛けて見ていてくれたことは事実だとわかり嬉しかったが、

はっきり言ってオレは、あれから別に頑張ってもいないし、心を入れ替えてもいないし、

その教師に言われたことを肝に銘じてもいない。むしろ憎んでいた。

だからせめて顏つきだけでも演技してやってやろうという、要するに「うわっつら」だけだったのに

こんなにも表面だけで簡単に騙されるものなのかと


結局、中身や人間性を分析する力はなく、表面と偶然の結果だけで判断するんだなと思うと

かなりがっかりしたし、また、これから大人になってゆくと、そうやっていつもヘラヘラ、ニコニコし

て、覇気やしまりがあるやつばかり評価されるんだろうなととても怖くなった。中学生の段階で。


ちょっと……というか、かなり前フリが長くなったが、そういう自らの体験で、オレは人の表情や

目つきにはかなり敏感で慎重になっているとが、今、話題の猪瀬都知事のアノ表情はマジやばいだろ。


なんか顏つき、とくに目つきが、数か月前に比べると、もう完全に別人みたいな弱気の顏に

なっているように見えるのはオレだけだろうか?


副知事時代、東電に噛みついてたころや、オリンピック招致にムキになってた時は

それこそサカリのついたイノシシみたいなギラギラしてた目つきをしてたのに、つい前に

テレビで見たら、地方の商店街が低予算で地元の無名デザイナーに作成させたゆるキャラ

みたいなカワイイつぶらな瞳になってたように見えた(笑)

なんかもうしゃべりの勢いだけでなく、表情も別人。そーとー疲れてんだろうな、あれ。


都知事選の時は当然猪瀬に入れていないし、基本好きじゃないが、顏つきだけでいえば

なんとなく今の猪瀬の表情は昔に比べると少しだけ愛せてしまえそうな気もする(笑)


汗もすごかったねえ、汗。

毛穴から水分が流れているっていうよりも、なんかもう彼自信が溶けていってるように見えて

しまった。

キン肉マンに出てきたキングコブラっていう超人を思い出すな。正体が巨大なローソクで

体から流れる汗がロウなのだ。そのロウを相手に飛ばして固めてゆき動けなくする超人。


彼が都知事選で勝った時は「猪瀬の世界(東京)は認めない」という意味で記事書いて、

「猪瀬n’t world 」というタイトルにしたが、このタイミングでこの事態だから今度は

「彼の世界は終わり」という意味であえてまた「猪瀬n’t world 」というタイトルにして②だけ

付けるカタチとさせていただいた。


しかし、どうだろう?

彼がこういうことになったからには、この際、東京オリンピックも白紙にしては?

やるにしても東京以外の日本で。

もっとカネつかわんといかんところあるだろう。



とりあえず、都知事の席が空くことになるのは確実だからな、

オレもちょっと準備で忙しくなるわい(笑)


都民の皆さま。

ワタクシが都知事になった暁には下記のことを都条例としてお約束します!


1・カレンダーからバレンタインデーというイベントを完全に排除します!

 モテる男とモテない男の格差の排除にまい進します!←こういうこと言ってるからモテナイ人


2.読売巨人軍はFAで取得できる選手を10年に1人だけと決めます。

  また各テレビ局女子アナと野球選手の結婚は禁止にします。


3・高校ラグビー界において、部員が教師に暴力を振るった場合、振るった生徒の同級生が

  鉄棒でケンスイ3回出来れば、その罪は免除します。←何かのドラマを思い出した人