町田リス園 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

今月初めくらいに、高校大学の同級生で記事にも書いた部屋呑みメンツでもあるBより

「10日とか空いてたら久々に会わないか」という誘いがあった。

年が明けてから一度も会ってないので異論ナシ。


しかし、詳細や希望を聞いたら、夕方には家に戻らないといけないらしい。

子供がいるので、いろいろ事情があり。


それにより会うとしたら夕方4時くらいまでで、なんかしたいと。

うぬぬ…30半ばを過ぎたオッサン2人が日曜の昼過ぎから夕方まで会って何をするかとは

難題だ。灘高の入試よりも正解を導きだすのは難しい。


とりあえず、同じく部屋呑み同級生メンバーのMも誘うとして、今度は早い時間から部屋呑み

をしようと模索したが、さすがに正午くらいからガバガバ呑んで3時間で終了というのは

お開きになってから夜までもダルくなりそうなんで却下。


Mが来れることが決定により、部屋呑み以外で何かあるか必死に考える。安い場所で。

落ちつけ、何か思いつくハズだ。「歩く格安レジャー検索サイト」のオレならば。

カシャカシャカシャカシャ…チーン(表現が昭和)


結果、近場で安くて、以前から存在は知ってたが何気に誰も行ったコトなかったトコに決定。


『リス園』

東京都町田市金井町733-1

詳細はココ


ちょっと前に、さまぁ~ずの番組でもやっていた。


Bが今度子供と来る場合の下見にもちょうどいいかとの俺チョイスだったのだが

リス園なら子供も連れてきたいとのことだったので、それはそれで喜んでくれれば嬉しいから

大歓迎。結局オトナの男3人とおジョーちゃん1人で、いざリス見学。


正午過ぎに到着。入場料も400円なんで高くはない。


昭和80年代クロニクル-リス園入口

ここの施設はリスの放し飼いがウリ。

ただしほとんどが「台湾リス」

ファンタジーアニメに出てくるシマリスは少ししかいない。


「放し飼いエリア」に入ると、テレビの影響かファミリーはじめとする入場客が想像以上に

多い。やばい・・・前情報で聞いてはいたが、先客の餌付けで、リスのほとんどがもう満腹で

餌出してもよってこないかも。

餌は1袋100円。ひまわりか何かの種。

噛まれる可能性があるんで、一緒に手袋も貰ってその上に餌を置く。


昭和80年代クロニクル-餌付け


エリアをよく見まわすとけっこうアチコチにリスが。



昭和80年代クロニクル-リス1
リス 。



昭和80年代クロニクル-リス2
リス 。



昭和80年代クロニクル-リズ
リズ 。
(わからない人はお母さんに聞いてみよう)



釣りと同じくじっと待つ要領で、餌を乗せた手を差し出して待てば気付いたリスが

寄ってきて手に乗ったりする。

人が多いんで、なんとか「差出ポイント」を見つけリス待ち。

恰好のポイントを見つけることも含め、この餌付けがなかなか難しく寄ってこない。


数分経ってやっと数匹寄ってきた。



昭和80年代クロニクル-手乗りリス

種をカジカジ。

最初にこの台湾リスを見た時は、シマリスと違いちょっとネズミっぽいと思ったが

それでも近くでよく見るとカワイイ顏しとる。

UFOキャッチャーの中に入ってそうだ。

友人Mも餌付け挑戦。


昭和80年代クロニクル-友人


このリス達を飼ってるオトナ側はカネ稼ぎに利用してるかもしれんが

このリス達自身のつぶらな瞳には\の字が写ってない。

動物と幼稚園児は資本主義の匂いがしないから好きだ(笑)。

嗚呼、台湾リスみたいに美しくなりたい。デジカメには写らない美しさがあるから。


時々こちらの顏を伺いながら必死に種をカジカジするリスくん。

下の画像は食ってる途中にチラ見するリス。


昭和80年代クロニクル-チラ見リス

お客が少なくて腹を減らしてる時のリスは、人間が餌の袋を持ってるのを確認したら

手の上から腕を伝わり、顔の方まで体を昇ってくる。

今回肘までは伝わってきたリスくんもいた。

ちょっと「チャーリーとチョコレート工場」に出てきたリスを思い出す。


かつて美輪明宏のところへ自殺前の三島由紀夫が挨拶にきたらしい。

なんとなくその日が会う最後の日だと直感した美輪サンは三島由紀夫に

「あなたと私はなんでこんなに長い付き合いが出来たんでしょうね」と聞いたら

三島は

「可愛がって手の上に乗せると調子に乗って顏まで昇ってきて舐める奴がいるが

どんな仲良くてもアナタはそこまでしなかったから、その距離感がよかった」

みたいなことを答えたという。


なるほど。人間同士だったら癒着やなれ合いみたいにベタベタしないほうが

カンケ―を保つために良いかもしれん。

でも動物だったら顏まで来ても許せるな。


最初の餌付けポイントを離れてエリア内を歩くと元気なリスやダラダラしてるリスなど色々。

たくさんの入場客を見慣れてるせいか、餌貰いすぎて満腹になって警戒心ゼロで箱から

顏だけ出してグターっとしてるリスも。


昭和80年代クロニクル-ぐだリス

完全に人間をナメ切って見下してる表情。

こんなに近くで写真とってもビクともせずフテブテしい。


おそらくオレの顏をみて

「こいつは地球上の生物界においてオレよりはるかに下で食物連鎖ヒエラルキーで

もっとも下にいる奴だろうな、フン!」

とか思ってそうな顏しとる。


このほかにすごく至近距離で撮れそうな2匹のリスがいたのだが、おもいきり子孫繁栄活動に

いそしんでいらしたので盗撮になるから撮影はやめておいた。

周りでみてた数組のカップルはゲラゲラ大爆笑してたが。


なんだかんだで、楽しかった。リス可愛いし。

Bのちっちゃいお譲ちゃんも大満足だったようでチョイスした甲斐があった。


行くならリスが空腹な状態の早い時間がベストかね。

機会あったら一度は行ってみてほしいかも。



オマケ画像


「亀だ2兄弟」


昭和80年代クロニクル-かめ