おみくじ笑劇場 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

初詣には各方面の友人と数回行く(2日目以降は‘初’じゃないけど)かもしれんが

今日の昼は時間があったんで1人で地元の大國魂神社へ行ってきた。

近いし、ココ数年は毎年行っとる。チャリで15分くらいだし。


うへえ、鳥居くぐって少し進んだら、もう賽銭箱まで人の渋滞が出来とる…。

オトナしく参道の最後尾に並んで50分後くらいにやっと到達。



昭和80年代クロニクル-大國魂


毎年お賽銭いれてお願いするも確率的には神様に裏切られてる率のほうが高い。

今年は「神様が願いをかなえてくれますように」とお願いし、二礼二拝したあと、

列が進めようにすぐワキに出て、賽銭箱前から退散。


帰路である参道横にはオヤクソクの「おみくじ」が大盛況。


昭和80年代クロニクル-おみくじ

そういや、小さい頃や学生時代は初詣に来た時には、けっこー「おみくじ」を

やってた気がする。最近全くやっていない。


しかも、学生時代に友達と一緒に初詣で「おみくじ」やってた時も

出るモノは「吉」や「中吉」ばかり。まさにネタにもならない中途半端の王道まっしぐら。


ちょっと前は参拝客が不愉快になるといけないから「凶」は最初からいれていない

とかいうシステムもあった(今もそうなのか?)ようだが、こんな「吉」「中吉」ばかりの

ハンパなら、まだ一回くらい「大凶」が出たほうが友人に対してのネタになる。


オレも、とことんタイミング悪いオトコだけに

こういうウケをとれる場面でこそ「凶」が出ないというのはまだわかるが、

逆に何回か引いてて一回も「大吉」が出たこともない。記憶の限り。

自虐ネタも出来なければ幸福も訪れないなんて、どーにもんらんね、こりゃ。


バラエティではよく芸人がおみくじ引いて、「大凶」「凶」が出るってのがテッパン。

ある意味「凶」が出ると言うことは『笑いの神』が降臨したということ。

山崎邦正の有名な「笑いの神降臨エピソード」では、おみくじ引いたら

「凶」でも「大凶」でもなく白紙が出てきたというのがあった。

ソートーな確率でしか出ない「印刷ミスおみくじ」

すごい・・・彼らしい芸人運。


うぬぬ。おみくじに関して思いを廻らせているうちにリベンジというか

今まで出したことのない「大吉」というモノを出してみたくなってきたゾ。

とくにココ数年ツイてないし。


よし。いっちょ引いてみて「大吉」を出してやろう。

ガラガラ。番号をミコさんに伝えて、紙をもらう。


開く前に強く念じる。


出でよ『大吉』…


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』


出でよ『大吉』!!!!


・・・・



開くっ!!


昭和80年代クロニクル-くじ

『・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、相方が出た・・・』


・・・・・・・・・(;一_一)




なーんや、それ・・・・

ヘンなクジが間違って混入したか…?




しゃあない。もう一回引き直しじゃ。

間違いにせよ、せめて「吉」とか「中吉」とか「大吉」みたく縁起モノぽく

『吉』が入ってるヤツ出せよ。ガラガラ。


出でよ『大吉』


出でよ『中吉』


出でよ『吉』



・・・・・・・・


昭和80年代クロニクル-くじ2


『・・・・・・・・・また相方が出たわ・・・(綾部の)』



しかも「吉(きち)」じゃなくて「吉(よし)」だし・・・・。




おしまい。



※注

実際に大國魂神社にて、このような「おみくじ」は存在しません。

このネタは著者が賽銭箱に並んでる最中に急に思いついたネタであり、

作品中に出てくる画像のおみくじは著者がこのオチのためだけに苦手な

ワード&エクセルの操作をして作り、わざわざコンビニのネットプリントで

なけなしの20円を払い出力したものを切り取って作ったものです。

「つまらん」というお声は認めますが、ネタのためだけにここまで労力を

使った著者の表現者魂は認めて頂きたくお願いいたします。


また実際のところ初詣には行きましたが「おみくじ」自体やってません。

でわ、さいなら。