ドトールコーヒーの秘密 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。


昭和80年代クロニクル-ドトール

うちのすぐ近くのドトールコーヒー

ほぼ毎日この前を通っているけど、ここの店舗は一回しか入ったことない。


そもそもオレのドトールデビューはかなり遅く、25歳の時、社会人になってから

初めて行った。先輩の同行で。

ドトールの存在を知って、1人でアチコチ外回りするようになり、その都度、休憩や

サインをもらった書類の途中整理は毎回ドトールコーヒーだった。

あの頃はよく入店してたわ。

ドトール中毒、略して「ド中」である。


その職場でけっこうなポジションになってから、地方から研修にきた新人をつれて

同行した時も、休憩は新人連れてドトールに入った。


一度、九州支社から研修に来たN君という新人を同行してる時にドトールがあったので

「じゃあ、ちょっとココで休憩しようか」

と言ったら、『DOUTOR』という看板を見たN君が

「ドートーコーヒーっていう店なんですか?」

と、微笑みながらオレに聞いてきた…。


いや・・・・まず先に一言だけ断っておくがオレは別に東京に住んでるからといって

地方やそれ以外のエリアをバカにするつもりは全くない。

オレが東京人なのは両親がたまたま東京人であったからでオレの実力で東京都民

というポジションを得たワケではないし、また首都ではあるが別に東京がエライとは

マジで思っていない。面積狭いし人多いし…。


ただN君から、このように言われたからには

「そんなことは無いと思うがもしかしたら九州にはドトールがないとか!?」

とは思ってしまう…。

それは東京を基準とするとかでなくても北陸に沢山ある「チックタック」というコンビニが

東京になかったりするパターンもあるし、また「はなわ」も歌で「佐賀にスタバはない」と

歌ってた件もあるから、もしかしたら無いケースもありえるかもと。


一応、九州の人に失礼にならんような感じでN君に

「え?九州にもドトールあるでしょ・・・?」と聞いたら、N君はハッキリと真顔で

「ありません(-_-)」 と答えた。


・・・・そうかあ、九州にはなかったのか・・・、とそん時は思ったのだが

後日また別の九州の人がきて同行した時、

「N君が言ってたんだけど九州はドトールないの?」と尋ねたら


「何言ってるんですかぁ!ありますよ!それ多分、N君が住んでるとこが九州の中でも

そーとーなド田舎なんですよぉぉぉっっっ!!!」


と、怒り&九州愛を爆発させていた。そりゃそうだよな…ドトールはあるよな・・・

しかしN君はそん時のドトールまさに未知との遭遇だったんだな・・・


そんなことも含めてドトールはよく利用した。最近は全く行ってないが。


そうそう、先日の記事でオレは「ひとりで旅に行くのが好き」と謳ったが、

身近なトコで未だに1人で入れないのが「はなわ」の歌のトコでもちょっと名前だした

「スターバックス」通称「スタバ」


セイレーン(人魚)のマークと見せかけて、王冠の部分と羽に見える左右の尾っぽを

隠すと、正体は実はムンクだという都市伝説関暁夫の話で有名な「スタバ」。

ムンクの叫びの画には「強迫観念」のパワーがあり、道を歩いていて看板マークを

見た人が「あ、ここで珈琲飲まなきゃ!」と思うサブリミナル宣伝効果があるらしい。


オレは何かムンクの顏ってコワいから逆に「すぐ見えるとこから逃げたい」っていう

観念が働いてるのかもしれない。まあ、その理由はあっても潜在だけど。


実際に「スタバ」に1人で入れない理由は、なーんかアノいかにもアメリカの「シアトる」ってる

雰囲気がオレのような純朴日本人は入っちゃイカンような匂いを漂わせてるのよ。


「入れるのは今風のオシャレで明るいイケてる若者か、音楽カンケーとかセレブなワークに

就いてるギョーカイ風の人だけYO~。長渕とか尾崎とか聴くようなオッサンは入るなYO!

浜崎あ○みとかエグザ○ルとか好きな人種が集まる場なのYO!あ、ラッパ我リヤはギリOK

ですYO~!」


ってな感じの雰囲気がする。

オレのようなロクでもない虫けらは入店出来ないように、入口の自動ドアんとこに「虫こな~ず」

が取りつけてあるんじゃないかのような空気の店構え。


だから今まで「スタバ」自体、回数的には一ケタくらいしか行ったコトないが

全部、取引先のお客さんと一緒か友人と一緒で1人で入ったことはない( 一一)。


仮に1人でドアの先まで行けたとしてもメニューとかも何が何だかワカランから

そこでも精神力と気力をスリ減らすことになると思う。


先日も書いたようにフツ―の人が自然に出来ることでも、オレはかなりの労力と覚悟を

使うのだ。

たかが「コーヒーショップに入るだけだろ」って思う人も多いかも知れんが、その「たかが」

がオレには大変なのだ。

たかが「でんぐり返し」でもその辺の人がやるのは簡単だが、森光子がやるのはかなりの

気合いがいるだろう。それと同じである!


だからオレはどうしても「シアトるようにスタバる」よりも「ドトーる」ほうを選んでしまう。

あ、あとベローチェでも1人で行けるか。



さて、前説が長くなったが、ここで記事タイにある本題(-_-)


これもちょっと前にある本で読んだのだがホントはどうかは分からない

(関暁夫の本とか都市伝説モノの本ではない)


「スタバ」でもウソかホントかそういう宣伝戦略のウワサがあったが

「ドトールコーヒー」もある意図的なことをやっているらしい。


もう有名だったらオレの情報が遅いということで勘弁いただきたいのだが

それは


「あえて椅子の座り心地を悪くして長居させず、客をどんどん回転させてる」

というモノ。


たしかにこの「あえて○○を悪くさせる」という戦略はあるらしい。


コレも事実はどうかワカランが人気番組の「アメトーーク」、

深夜でマニアックなテーマが多いのに高視聴率で評判もいい。

アレは意図的に時々「ねぎ」とか「マニア過ぎる漫画」をテーマにして何回かに一回は

数字が下がるようにしてるとか。

フツ―に毎回高視聴率出すと、局のお偉いサンがゴールデンに移行しろ!と言ってくるけど

製作現場の人や作家サンは「アノ時間が好きだし、アノ時間だからウケル」といういわゆる

ゴールデン進出失敗多数の件を良く分かってるんで、ゴールデン移行命令を避けるために

ワザと低視聴率の回も出すようにしてるとかいうウワサ。あくまでウワサ。


あえてこういうダメージを作ってそのぶん継続を維持する戦略。


言われてみれば「ドトール」の椅子ってたしかにあまり座り心地が良くないし、

オレもそんな長く居たいと思わない。


椅子だけでなくカウンターの奥ゆきも浅いし、テーブルも乗せる部分が小さくて

おまけにカタカタぐらついてて、グラスが安定しない店も多かったな…


他の会社のサラリーマンの打ち合わせの場とかを見てても、ルノアールとかでは

何時間も居座って交渉後も世間話などしてるのは見かけるが、ドトールで打ち合わせや

交渉してるサラリーマンや業者は結構すぐ切り上げてるように見える。


他店に比べ価格も安いから、別にそういう仕組みであっても怒るどころか、まあそんなに

オカシクはないかなということだが、まあそのような説もあるということで・・・


信じるか信じないかは読者さん次第です・・・



追記

この前のブログで「ひとりで旅に行けぇ!」とエラソーに言ったこともあるんで

まずはオレもひとりで「スタバ」に行けるようにしようと思います。

「サイズはどうしますか?」と店員に聞かれたら「中くらいの」という言い方で

答えてしまいそうなオレが目に見えます(;一_一)



おしまい。