超煩悩ナイトクラブ@部屋呑み | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

本日「宿酔い」…

「宿酔い」読めます?

読める人は文学に造詣ありますな。

読めない人は辞書かウィキで御調べを。


なぜ宿酔いかというと昨夜は前に記事でも書いた20年ぶりにあった同級生のМと

同じく同級生のBクンと3人で3カ月ぶりに再び「男飲み会」


数週間前にB君から、「また3人で今度都合イイ時に部屋呑みしよう」と誘いがあったんで

それが昨日。夜11時過ぎまで飲んでた。午前中ずっと酒残ってた。


場所はオレの部屋。

ふだんはなんともないマンション5階にあるワンルームが昨日は〈下位員制〉の

〈超煩悩ナイトクラブ〉という酒場になり、ひとりたった1000円の出費での宴が開幕。

煩悩抱えた野郎3匹集ってアツからず、ナマぬる~い夜を過ごした。

微フィーバー。



昭和80年代クロニクル-部屋呑みクン

右が前回20年ぶりに再会した悪友М

左がマジメなB


スーパーで「北海道」のロング缶その他を買い込んで、夜中まで生討論。


再び華が咲く青春時代の思い出話、そして近況報告…


野郎だけだからこそブチまけられる煩悩の応酬…


互いに求めあうカタルシス…


暴発する自信過剰バイアス…


くだらないことで笑って盛り上がったり、どうにもならないことに怒りを爆発させるような

時間で盛り上がるので上等なのだよ。


いつでも「世」を憂いながら酒を飲んで過ごす時間が「時代」というモノではないかと

ドリアン助川が歌ってた気がする。


よく「空腹は最大の調味料」と言うけど、精神的な孤独感や疎外感というのも、

友人と逢った時にその友人の有難さを最大限にひきたててくれる時のため

最大の調味料かもしれないね。うぬぬ、なんか自分で言ってて難しい…。


普段から満たされたりチヤホヤされてる奴ってのは、その存在がいて当り前のような

感覚になってるから、その食材がどんなにありがたいのかが分からないと思う。


てか、そのまえに普段から満たされてる奴なぞ、いないとおもうけど。

いたらそーとーオメデタイ奴か運だけで来た奴だな。


オレは努力も神も信じないが恥ずかしながら「友情」だけは信じてる。

いや、信じたい。


こんなオレでもいろんなとこに囲ってくれる友人達がいる。


社会のシステムや基準がどんなに腐っていても、夕焼けが綺麗なことは間違いないように

カネに汚いメタボ白髪オヤジが多くても、オレを思ってくれる友人がいることは間違いない。


北朝鮮がテポドンぶっ放そうが、原監督が暴力団に1億払おうが2億払おうが

オレには友人がいることは間違いない。


友人と呑む少し気がラクになる。

お互いの個性をよく理解できるのは友人同士である。


オレの欠点でもあり、また長所でもあるところも、その辺の人間よりかはずっと

分かってくれてる。まあ、高校の時に腐るほどツルんでたせいかもしれんが。


オレもある意味、欠陥人間だけどこのままいくよ。それがオレらしいと思うから。


なんというかね、

皆そろって、工場において決まった作業リズムの中で機械に作られた多くの最新機器の

中のひとつになりたがる傾向があるでしょ?

でも、オレはそんな個性のない似たりよったりの機器の中のひとつになるより

職人が魂込めてつくったセンスの悪い昼行燈でいたいと思うわ。


すべての機能やインフラがマヒしたり、シャットした時に唯一その価値が分かるようなね。


なんか話が脱線してきたな・・・


これこそリアル煩悩か?


とりあえず部屋呑みは楽しい。今さらだけど。

軽めの話をひとつくらいしとくとМもBも同じ多摩地区に住んでるのだが

ふたりともまだラーメン二郎は行ったことないらしい。

「気になってるけど量が怖くて行けない」とのこと。

オレの周り、この考え持ってる人がマジで多いのね!

そう言うオレも最初は怖かったw



この部屋呑み改め〈超煩悩ナイトクラブ〉は今後も不定期開催したい。



タイトルは村上龍の「超伝導ナイトクラブ」を参考にしました。

読んだことないけど。 ←またかっ!