清原和博の「反骨心」 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

帯にはドーンとでっかく

人生、挫折ありき。と書いてある。

先日読み終えた新書。

清原和博の『反骨心』


反骨心 (角川oneテーマ21 A 103)/清原 和博

¥740

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前作の「男道」もちらっと読んだがその次の著書になんのかな。

清原がちょうどライオンズ入団した年くらいから西武ファンである。

だが正直、オレ個人の感覚として在籍時に清原が好きだったかと

いうと格別そうだというわけでもない。どちらかといえば秋山幸二の

ほうが好きだった。


選手誰々が好きだっていうよりも西武球団が第一に好きなんで、

どうしてもドラフト後の西武交渉権獲得の涙を見て、ファンとしては

西武に来るのがイヤなのかなって印象を持ってしまった。

ま、あれは西武にかんしてイヤと言うよりも巨人に関する感情だろーし

その辺に関してもコノ本の中で書いてあるけどね。

すっごく好きってわけではないが西武ファンとして選手はみな好きだから

球場行っても中継みても清原応援は必死にしてたわ。


西武時代の記憶に残ってるシーンといえばロッテ戦で平沼投手から死球

受けて怒りバット投げたヤツね。

バットは投げちゃイカンが、当時の西武は優等生的なおとなしいイメージが

強く、相手打者に当てて殴りかかられたり殴られたりすることは多くても

当てられて怒るコトがすくなかったから、オレとしてはアレは西武のちょっと

アングリーな一面が見れて嬉しかった。

蛇足だがあの頃から巨人入団の頃の清原の顔は小野ヤスシに似てた

気がする。(-.-)


球団を移ってからの清原に関してはビミョーな感情で好きか嫌いかは

なんともいえんが、1野球人としての興味はあるんでこの新書を買ったワケ。

気になってはいたがあの‘ピアス’をした理由とかも書いてあり、当時の本人の

心境を知ることが出来た。 やはり色々屈辱を味わったり泣いたりしたようだ。


どこのチームもそうだと思うが監督やコーチとの確執も当然あった様子。


話題にもなったが堀内恒夫当時監督との間にもわだかまりがあったようだ。

それに関しては結構悩みのタネでいつも背後に監督の影を感じていた様子。


「背後の堀内恒夫」・・・ 言い換えれば 『うしろの悪太郎』・・・・

清原を主人公モデルにして‘つのだじろう’とかが漫画化してくれないかな

(-.-)。


それを言ったら水島新司にもオールスター9連続三振や覚せい剤逮捕など

話題多数の江○豊の野球人生を描いた『しゃぶさん』とか書いてもらい・・

・・・・!


いや、イカンイカン!こんな小ネタは! (ー_ー)!!


ふぅーー、夜中にブログ執筆すると変なテンションでついついアブないネタを

書いてまうわぁ・・・


で、話は戻ってこの著書。


苦労や挫折もしたがところどころ自分はこれだけ功績を残したんだと

繰り返すとこがちょっとしつこかったり、将来、監督というポジションを狙う

布石を打ってるのかなと思う締め方をしてたりするが、10年、20年以来の

プロ野球ファンなら、それなりに読めると思う。


興味ある人および野球ファンは読んでみたほうが早いっすね☆