読書の秋到来です。皆さん本読んでますか?
俺は最近1冊の本を読み終えた。
20代の頃から気にはなってたがなかなか購入できなかった本。
夢野久作 『ドグラ・マグラ』
¥540
Amazon.co.jp
見よ!表紙から漂う このサブカル臭!
こりゃあ、ヴィレッジヴァンガードの仕入れも喰いつくぜ!
ってか、もうかなりまえから大々的に陳列されてるけどね。
あの大槻ケンヂも著書の中で影響を受けた本として紹介してる。
読破した人間は一度は精神に異常をきたすと言われている昭和10年に
自費出版された奇書。
裏表紙の解説によると
「日本一幻魔怪奇の本格小説」「日本探偵小説界の最高峰」
「幻怪、妖麗、グロテスク、エロティシズムの極」とうたった宣伝文句は
読書会の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ余りに奇抜
な内容のため毀誉褒貶が相半ばし今日にいたるも変わらない。
とある。
※裏表紙解説から引用
物語は自分が何者だかわからない男が色々訊ねられる?ことから
始まる。内容は、かなり難しい。確かに「精神異常を」という表現を
する気持ちはわかる。
ただ俺の場合、昔から 「お前はおかしい」みたいなコトを言われて
来てたので、ある意味もうすでに異常をきたしてるのかも。(笑)
だから読んでも俺の異常さのほうが勝って、かわらずいられんじゃないかな。
と思った。
結果、上巻を読み終えた時点では、1人で部屋で
ウヒウヒアヘアへアへ・・ヘラヘラヘラヘラ~♪
ウォラララーオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラメラ良一オラオラ-ラララ
ラララ!ヘイッ!ポ○ナレフ!今からテメ-のタ○キン!
噛み切ってやるぜ!メ――ン!ぶわばばばばばばば!
なんて言ってることもなく無事だった。荒木飛呂彦センセ、スイマセン・・・。
とりあえずこの作品は俺からは詳細説明不可。
したとこでそれが正しいかもわからん。
でも、文章の中の単語や構成を見てると夢野久作っていう人間は
確かに天才を感じる。ちょっと感覚がトンだ天才ってカンジ。
その天才がとんでもない作品を作り上げたみたいなね。
本人も「これを書くために生きてきた」と語ってる。
うむ。人造人間を作り上げたドクター・ゲロみたいな
感じかな。悪人じゃないけどね・・。