初恋はいつだっただろう。
おぼえていない。
初恋といえるほどの恋はしていないかもしれないが
本当にこの女を好きになってしょうがないといえる状況に陥ったのは
25歳かもしれない。
でも、なんとなく好きになったというか、いいなあと思ったことは
ずっと前からあったのは憶えている。
小学校2年生か3年生のとき。
祖父に連れられて東京湾のはとバスツアーにふたりでいったことがあった。
そのときのバスガイドのお姉さんがたしかクマガイさんという人で子供ながらに
「綺麗な人だなあ」と思い、好きになった記憶がある。
船の博物館かどっかで集合写真を撮って、移動時間中にクマガイさんがその写真を
「1枚どうですか?」といいながら席を回っていて、1枚たしか3000円くらいして
高かったんだけど、オレはクマガイさんが一緒に写っているその写真が欲しくて
祖父に「買って!」と無理をいい、3000円もする写真を買ってもらったことを
おぼえている。あれは祖父に申し訳なかった。
あと、中学3年生の14歳で京都に修学旅行いったときは、京都での移動先での
バスがマエダさんという当時18歳のバスガイドさんでその人のことも好きになった。
丸っこい顔で可愛らしくて他の男子生徒にも大人気だった。
別にバスガイドフェチというわけじゃないんだけれども、正直オレは小さいころから
年上の女の人が好きだった。今もそうかもしれない。さすがに人によるけど。
叶わぬ夢だったけど、19歳のときは31歳くらいの女の人と付き合いたいと思っていた。
ちなみに過去記事にも書いたが、そのとき好きだった女性有名人は山咲千里。
セクシーな写真集も買った。
はっきりいって25歳までは年下の女性にほとんど興味なかった。
……んだけど、今思い出してみるとひとりだけ25歳までの期間で例外がいた。
年下で可愛いと思った女性。
観月ありさ。
年齢的に観月ありさは2コ下。
たぶんそのへんを歩いている2コ下だったら、興味なかったと思う。
芸能人だったからというのも大きい。
あと、今の観月ありさははっきりとした美人だけれども、デビュー曲を歌っていた
ころの観月ありさって恐れずはっきりいうと、「個性派美人」と「ブ○」の
ギリギリ境界上ではあったのだ。
でも、そのキワドいところが逆に惹かれたし、「そんなキワドいところの女が好きな
オレってちょっとイケてるだろう!?」みたいなところに酔えたりしていた。
観月ありさってそういう魅力が今でもあると思う。
この前、BSで「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」を観ていたら、ケンコバが大浴場に
入っている映像のBGMで観月ありさの「伝説の少女」が流れていた。
なので懐かしいなあと思い今回記事にしてみた。
この曲が入っている観月ありさのCDアルバムも昔買ったなあ。
オレが高校生のころだからもう30年以上前の曲になるのか。懐かしい。
観月ありさといえば、後半は小室哲哉ファミリーになって、「TOO SHY SHY BOY」とか
リリースしててそれとかも好きだったんだけど、どちらかといえば初期のころに出してた
尾崎亜美が作ったこの「伝説の少女」とか、岸谷香とかが作った「エデンの都市」とかの
ほうがオレが時代を感じられて好きだった。
高校生のとき、伊集院光のラジオ番組で観月ありさのコンサートチケットプレゼント応募
やっていて、ハガキだしたら当選して、中野サンプラザまでコンサートも観にいったことが
ある。
「伝説の少女」は生で聴いて良かった。
観月ありさの曲のなかでオレは「伝説の少女」が一番好きだ。
いや、でも正直当時、観月ありさのファンをやることはかなり疲れた。
男でオレだけかもしれないけれど、「女性芸能人のファン」をやることはかなり疲れるのだ。
今は「推し」という言葉がある、
オレはよくわからないけれど、たぶん「推し」と「ファン」は微妙に違うようだ。
「推し」というのは自分以外の人にも、その人あるいはグループをいいですよ!とすすめる
ようである。でもファンというのはあくまでも個人でその人あるいはグループを好きになる
形態だといえる。
オレの場合、今までファンになったことはあるけど、推しになったことはないのだ。
もう、中学生から高校生くらいの自分のことを思い出して書くと、すごく気持ち悪いけれど
「ひとりのファンとしてひとりの女性芸能人のことを好きになる」
のではなく、
「ひとりの男としてひとりの女性にことを好きになってしまう」
という、ヒジョウに悪い癖があった。
普通、自分の好きな異性芸能人とかが、ドラマとかにどんどん出たら嬉しいのかもしれないけれど、
オレは嬉しくなかった。
それどころか、恋愛ドラマとかに出れば出るほど、どんどん共演する男性俳優とかとも親密
になってしまうんじゃないかと心配で心配でしょうがなかった。
オレが観月ありさのファンだった高校生のころ、「放課後」という男女が入れ替わる設定の
ドラマで、観月ありさがいしだ壱成と共演していた。
そのとき、観月ありさがいしだ壱成と共演することにすごく嫉妬していただが、そのドラマ自体が
5話完結という短いシリーズだったのでとても安心してたのだが、そのあとすぐ同じフジテレビの
月9で「じゃじゃ馬ならし」というドラマが始まり、そちらでもまた観月ありさといしだ壱成が
共演するということをしり、製作スタッフにたいして、
「また観月ありさといしだ壱成を共演させるのかよ!ふざけるんな!ふたりがくっつたら
どうすんだよ」
と憤ったのを憶えている。
そうなんだ。
オレの場合、普通の人と感覚がちょっと異なるのだ。
普通の人の場合、好きな異性有名人がドラマとかテレビにどんどん出たら嬉しいのかもしれないけれど、
オレの場合、嬉しくない。
というか、新しいドラマとかに出れば出るほど、その共演者と親密になってしまうんじゃないかと心配
してしまっていた。
だから、きっとそのへんの感覚は今これを読んでいただている皆さんと違うかもしれないけど
オレの場合、好きな女性有名人がでたらまず、「すぐに芸能界を引退してほしい」と思う感じだった。
芸能界にいて下手にイケメン芸能人と出逢って、その人と結ばれるくらいなら、芸能界から
いなくなってくれと。
「オレのものにならなくていい」
そのかわり、
「他の誰のものにもならないでほしい」
そんなところだった。
いや、あくまで過去の価値観なので。
ここ30年以上は好きな女性芸能人がいないので、思いつめることもなく気が楽である。
人を好きになるって、かなりパワーがいるのだ。