浅田真央選手…、びっくりし過ぎて、終わってからも30分ぐらいボー然で動けませんでした。
真央ちゃんの心境を想像したら(できていないと思いますが)…胸が痛みますが、気持ちを切り替えて、最後は悔いのない演技で笑顔で終わって欲しいと祈るばかりです。
~~~~~~~~~
さて、こちらも切り替えて、今日の本題に。
先日、パパと娘たちが一緒に出かけた時に、とある所からジュースとお菓子を頂いて持って帰ってきました。
そこはサービスでいつもこうして子どもたちにジュースとお菓子を下さるのですが…
我が家は基本、炭酸飲料水は禁止(状況や種類によることもあり)。お菓子も種類によって禁止。
特に、この手のジュースは飲ませていません。
中に入っているものです。表示を見てみましょう。
原材料名
果糖ぶどう糖液糖
グレープエキス
香料
着色料(カラメル、アントシアニン)
酸味料
保存料(安息香酸Na)
甘味料(ステビア)
ビタミンB6
原材料名は、含有量が多い順に書かれています。
特に考慮するのは、果糖ぶどう糖液糖。
異性化液糖は、ぶどう糖と果糖の割合によって、呼び名が変わります。
◎ぶどう糖果糖液糖… ぶどう糖が50%以上、果糖が50%未満のもの。
◎果糖ぶどう糖液糖… ぶどう糖が10%以上50%未満、果糖が50%以上90%未満未満のもの
◎高果糖液糖…ぶどう糖が10%未満、果糖が90%以上
いずれも安いデンプンから作るので低コストででき、軽くさわやかな甘さが作れるので、ジュースなどの飲料やタレなどに甘みをつけるのに適していて、
また、砂糖と違い、液体なので食品にまぜやすく手間が省けるという利点があります。
しかし、このぶどう糖果糖液糖の問題はその糖分量です。
安部司さんの有名な著書「食品の裏側」によると、例えば、一般的な500mlのジュースなどの飲料にはぶどう糖果糖液糖が60ml以上含まれていて、500mlペットボトルの1割以上が糖分になると言っています。
粉末に計算すると、ぶどう糖として25g、果糖として20g、トータルで45g。
スティックシュガーが一袋5gとすると、9本のスティックシュガーが入っていることになります。(レギュラーコーラはもっと入ってます。)
普通、コーヒーに9本のスティックシュガーを入れたら、甘すぎて吐き出してしまうでしょう。
でも、ジュースにこんなに砂糖が入っていながら、多くの人が甘すぎると感じないのは、酸味料や香料を加えることによって味を中和させ、味覚を変えるからだと安部さんは解説しています。
こんなに大量の糖分を摂取したらどうなるか…
虫歯、カロリーの過剰摂取による肥満。
それだけでなく、ぶどう糖果糖液糖は、糖質の中でも、それ以上分解できない最小単位の「単糖類」に分類されていて、最も速く血液に吸収されてしまうので、血糖値を急激に上げ→多量のインスリンを放出し、糖が大きく低下したりして、低血糖や高血糖(糖尿病)になると言われます。
砂糖、糖分と健康については、沢山の本が出ているので、興味のある方は下記の本をおすすめします。
頂いたジュースは没収。
我が家でジュースは飲まない。(子どもだけでなく大人も!)
は、上記のような理由です。
我が家は水かノンカフェインのお茶。
コルコルのルイボスティーも!
これらが一番美味しいですよ!
ご飯も美味しく食べられるし!
過去のブログ記事でも飲み物や砂糖について書いています。
よかったら読んで下さい。
食育塾では、こういった話も触れていきたいと思っています。
ご興味のある方はこちらをご覧下さい。
(午前クラスが空いています。)