あっという間に金曜日が来て、今週末は3連休ですね。
我が家の旦那さんは、休みが多いと、その分休み明けにしわ寄せが来て忙しくなる…なんて言っていて、
分かる部分もありますが、やっぱり休みは嬉しい。
仕事や学校が始まり、ペースが変わってバタバタと息つく間もなく働いていた体を一旦休ませ、一息つくことができます。
そんな3連休初日の明日1月11日は鏡開きの日ですね♫


お正月に飾った鏡餅を下ろして頂く日です。
鏡餅の由来ですが、天照大神から授かった三種の神器の一つの鏡が、昔は丸い形の銅鏡であったことから、丸餅を鏡の代わりとして、年神様の依り代として祭った事から鏡餅と呼ばれるようになりました。
鏡開きはもともと武家から始まった行事で、鏡餅に包丁などの刃物を使うことは切腹を連想させるのでタブーでした。
そこで、手か木槌などで割ることになりましたが、割るという表現も縁起が悪いので、末広がりを意味する開くを使って「鏡開き」というようになりました。
鏡開きをして、年神様を見送り、お正月に一区切りつけ、新たな出発とその年の健康や幸せを祈る行事です。
ちなみに、酒樽を開く鏡開きも、酒樽の蓋を鏡の代わりとし、米からできた神聖な酒を開き、新しい出発の成功を祈願するという意味があります。
鏡開きの日は、鏡餅を開いて、お雑煮、お汁粉、かき餅などを作って頂きます。
最近は個包装されているお餅が中に入った便利な鏡餅が増えていますが、(我が家もそうです^^;)

昔ながらの鏡餅は、乾燥させて、小槌か金槌で叩いて小さく割っていきます。
鏡開きに頂く、お汁粉は、小豆の赤が厄をよけ、福をもたらす陽の色という意味があります。
また、小豆はビタミンB1を多く含み、疲労回復効果や利尿作用・解毒作用があり、むくみをとってくれるので、正月休みに食べて飲んで、疲れた体にちょうどいい食材ですね!
~お汁粉~

材料:
小豆…250g、砂糖…200g、塩…ひとつまみ、餅…お好みの量
作り方:
1. 小豆はサッと洗い、たっぷりの水といっしょに強火にかけ、沸騰したらアクをとりながら7分ゆで、ざるにあけて水気をきる。
2. 3の小豆を4~5倍量の水といっしょに強火にかけ、沸騰したら中火にする。途中差し水をしながら、指で簡単につぶせるくらいになるまで煮る(30~40分)。
3. 小豆がやわらかくなったら、混ぜながら砂糖を数回に分けて加える。塩も加えてかき混ぜながら弱火で煮る。
4.3を器に盛り、焼いた餅を入れて出来上がり!
~豆乳汁粉~
器に盛る前に、鍋に豆乳を混ぜ合わせるとマイルドな豆乳汁粉に♫

小豆を煮る時間がない場合は缶詰を使ってもOK!
小豆から作る場合は、1月15日の小正月の小豆粥にも使うので、今回まとめて煮て、砂糖を入れる前に分けて冷凍し、15日に使うのも手ですね^_^

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子どもが喜ぶし、おつまみにもGOOD♫
