2013年夏・ドイツ・オーストリアの食べ物 | 伊藤協子のCorcor Kitchen

伊藤協子のCorcor Kitchen

株式会社コルコル代表・食育コンサルタントの伊藤協子のブログです。2009年~食育子育て・レシピ・育児・仕事のことなどについて書いています。

ドイツ・オーストリアの代表的な料理をご紹介します。

前菜で一番人気は「ズッペ!」、スープです。


★ジャガイモのポタージュスープ★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

ジャガイモの他にベーコンや、玉ねぎ、グリーンピースなどの野菜がミックスされてポタージュにされたスープ。シチューのようで美味しく、子どもたちにも好評でした。


★クレープが入ったコンソメスープ★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

1㎝ぐらいに切ったクレープ(甘くないもの)が入ったコンソメスープです。


その他、ヌードルが入ったスープ、肉団子が入ったコンソメスープなどいろいろあって、子どもたちはズッペをよく食べていました。


名物ソーセージはいろいろ種類があります!

★ブラートヴルスト★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

焼きソーセージ。ザワークラウトやポテトの付け合せと一緒に。この写真のものはよくベーコンで巻いたものですね。


★ヴァイスヴルスト★
伊藤協子の「My Corcor Life」

白ソーセージです。上の写真は焼き白ソーセージ。白ソーセージ専用の甘い辛子をつけて、ドイツ・オーストリアお馴染みのパン・プレッツエルと一緒に食べるのが定番です。


こちらは茹で白ソーセージ
$伊藤協子の「My Corcor Life」

ソーセージの中で私の一番お気に入りのスタイルです。

ランチはソーセージとパンとズッペということもありました。


★ケーゼシュペッツレ★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

小麦粉で作った細かいもっちりパスタにチーズをかけて焼き、フライドオイノンをふりかけたもの。味は濃すぎずなかなか美味しいです。



★シュニッツェル★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

子牛肉や豚肉をたたいて伸ばし、小麦粉・卵・パン粉をつけて炒め揚げしたカツレツ。衣がサクッとしてお肉が柔らかいです。



★ツヴィーベルローストブラーテン★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

ウィーン風サーロインステーキのフライドオニオンがけ。ビネガーを使った漬け汁に数日漬け込んだ牛ロース肉を焼いた料理です。肉が柔らかく、赤ワインとビネガーの酸味とオニオンの甘さが混ざり合って絶妙です。


★レバーケーゼ★
$伊藤協子の「My Corcor Life」

蒸し焼きにしたミートローフで、味はほぼソーセージです。ビールとよく合います。

他に、豚や牛肉のスープ煮、フライドチキンなど、肉料理はどれも美味しかったですし、また、パスタ料理もなかなかよかったです。


ただ、スーパー編で書きましたが、私がメニューをいまいち読み込めなかったかもしれませんが、野菜料理があまり豊富ではないという印象を受けました。


肉料理の付け合せはジャガイモがほとんど!茹でじゃがいも・マッシュドポテト・フライドポテト・・・どれも美味しいのですが、1週間毎日食べているとさすがに飽きてきます。


カロリーが高く、生や茹で野菜の種類が豊富でないので、極力、朝食時に雑穀入りヨーグルトを食べたりして食物繊維をとりいれていました。

伊藤協子の「My Corcor Life」


また、雑穀入りパンもいろいろありますし、スープにも野菜が多く含まれていたりするので、よく食べていました。ただ、スープは塩分が高めの印象があったので、食べる量はほどほどにしました。


ちなみに、2007年のドイツ連邦食料・農業・消費者保護省の「食育政策プラン」によると、ドイツの人口の47%が太りすぎまたは肥満症となっていて、成人の1/4が高血圧症を含む心臓-血液循環に係る病気に苦しみ、人口の約4.8%が糖尿病患者、そして、5人に1人の女性と7人に1人の男性が、慢性的な背の痛みを抱えているそうです。

肥満は、1つは高エネルギ-な食料と、もう1つはエネルギ-の少ない消費の結果であるとされ、食事と運動量の改善のために、食育活動を推進することが提案されていました。


ドイツやオーストリアの人々が毎日上のような食事というわけでは勿論ないでしょうが、スーパーで見る限り、高カロリー商品が多く並んでいたので、家庭での食事と栄養バランスが気になりました。



外国に行ったらできる限りその土地のものにトライしていますが、日本に帰国して和食を食べると・・・・やっぱりほっとしますね。


和食はやはり栄養バランスに優れていて素晴らしいと改めて実感します。



食育政策は日本でも大切なことです。日本食の素晴らしさについてもっと勉強して、私も食育に今後積極的に関わっていきたいと思います。