2024 函館SS 予想(◎ジャスティンスカイ) | corazonのブログ

2024 函館SS 予想(◎ジャスティンスカイ)

実績、脚質、枠順、調教内容、全てに条件が揃っているアサカラキングを本命にすべきレースであるかと思うのですが、揃い過ぎていて逆に怖いというか、これは完全に目標にされてしまう事も分かっている訳です。

であるならば、これを逆転できる可能性のある馬に期待してみたくなります。

 

逆転できる可能性のある馬の候補は2頭をピックアップします。

 

まずは、サトノレーヴ。

この馬の実績としてはこれまでの成績を見た通り、ほぼ完璧な内容です。

5-1-0-1 馬券外になった唯一の内容が4戦ぶりに1200m戦以外を使った阪急杯での4着。今回は1200m戦に戻る訳ですから、期待が増すのは当然と言って良いでしょう。

ただこの馬、これまでのレースを見ると、あまり強い相手を選ばずに戦って来た印象があり(堀厩舎のレース選択が上手い)、今回勝ち切れるかは試金石とも言えると思います。

 

しかし、この実績という面において大きく推せる要素があり、それが2022年の勝浦特別での内容です。

 

以下は、その勝浦特別での内容になります。

段がずれてしまった表示になるかも知れませんが、その際にはお許し下さい。

 

2022.10.1(土)

10R 勝浦特別 

芝1200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良

4回 中山 8日目 サラ系3歳以上 2勝クラス    (混) 定量 14頭

 

ラップタイム

ペース:M

200m 400m 600m 800m 1000m 1200m
11.9 22.5 33.4 44.5 55.8 1:07.7
11.9 10.6 10.9 11.1 11.3 11.9

 

そして翌日施行の、スプリンターズS(G1)の内容が以下です。

 
2022.10.2(日)
11R  スプリンターズS(G1) 
15:40発走 / 芝1200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良

4回 中山 9日目 サラ系3歳以上 オープン    (国際)(指) 定量 16頭

 
ラップタイム

ペース:H

200m 400m 600m 800m 1000m 1200m
11.9 22.0 32.7 44.1 55.5 1:07.8
11.9 10.1 10.7 11.4 11.4 12.3
赤字で表記しました。
単純な勝ち時計では、2勝クラスを勝利したサトノレーヴの方が0.1秒上回っています。
斤量が2キロサトノレーヴが軽かったので指数としてはスプリンターズSを勝ったジャンダルムの方が上にはなりますし、10/1の馬場の方が翌10/2の馬場よりも早かったと推測される点が両日のレースを振り返ると考察されますので、私の計算では恐らくサトノレーヴがスプリンターズSに当日出走していたとすれば、6着か7着辺りでは無かったかと推測していますが、それでも相当な評価ができるものだと言えます。
 
このような走りが今回できるのであれば、当然ながら人気通りの実力があると見て良いでしょう。
 
さてもう1頭ですが、ジャスティンスカイを推します。
デビューが函館の2000m戦にて2着。以後は中距離(青葉賞2400mを使った事もあります)を中心に使われ、マイルへ距離短縮してから3連勝。
そこから頭打ちになり、前走で初めて1200mを使った所、レコードに0.2秒差というスピード決着のレースにて横綱相撲を見せての完勝。
これはスプリント適性が非常に高いと見て間違いないでしょう。追走にも苦労する所が見られなかったですし、何しろ抜け出す時の脚にはかなり余裕がありました。
前走時の状態がキープできていれば、ここでも同様なレースに期待ができると思います。
アサカラキング、サトノレーヴに勝てるとしたら、この馬が筆頭になるのではと考えています。
 
人気薄で面白いと思うのは、ジュビリーヘッドです。
 
この馬の函館成績は、全て1200mへの出走で、
0-4-0-0
と連対率100%。そしてそのうち2戦は、昨年と一昨年の函館SSであり、昨年が57キロ、一昨年が56キロのものでした。今年は据え置きの57キロです。
次走の札幌でのキーンランドCでふがいない負け方をして、以降のレースで惨敗を繰り返したので実績の割には全く人気になっていませんが、この馬は函館が稼ぎ所なので、前走でサトノレーヴには全く叶わなかった事にはコース替わりにて目を瞑ります。エリモハリアーだって、重賞は函館記念しか勝てなかったですし(4連覇チャレンジも幸四郎がスムーズに乗れていれば勝てていた)、この馬が3年連続2着でも面白いのではないかと。
 
◎ジャスティンスカイ
〇ジュビリーヘッド
▲サトノレーヴ
△アサカラキング