2024 大阪杯 予想(◎ローシャムパーク) | corazonのブログ

2024 大阪杯 予想(◎ローシャムパーク)

さて今年の大阪杯は、昨日のドバイカップデーの影響もあり、出走馬や騎手において、G1戦とは思えないような手薄感はありますが、その中でも明け4歳牡馬はトップクラスが集まっています。

 

また古馬勢も、G2戦+位のメンバー構成ではあり、それなりに形になっているかなという所。それでもやはり手薄という事もあり、16頭の出走というのは有難いです。

 

今年のメンバー構成を見た瞬間に本命は決まっていました。

かなり前から注目しており、時として凡走もあったものの、ようやく期待通りの成績を出してきつつあるのが、

◎ローシャムパーク

です。

調教に関しても早めの入厩にてしっかりと負荷を掛けた内容をどんどんこなしており、数字からは過去との比較でも最も順調に来ていると言っても過言ではないでしょう。休み明けという点や、内枠を引いてしまい、外差しの形が勝ちパターンのこの馬にとってはレースがしにくいかも知れませんが、素直に能力と状態面を信じます。うまく乗ってくれる事を期待します。

 

相手ですが、世間で言われているより前に述べていたかと思いますが、明け4歳世代が近年最弱ではという事を私は思っており、古馬と同格になるには結構時間を要するのではと考えています。

何しろダービーの勝ち時計があまりに遅すぎて、前週のオークスとの比較では、もしタスティエーラやソールオリエンスがオークスに出走していたとすれば、単純な数字比較では馬場差やペース差を考慮しても、ハーパーより後で入線していた計算になります。

現にハーパーは舞台が合っているとは言えない有馬記念でソールオリエンスと同タイム、タスティエーラとは0.1秒差。タスティエーラは直線で挟まれる不利はありましたので、もう少し差を詰める事が出来ていたとは思いますが、一瞬で抜けて来るような脚では無かったので、あっても3着ではと思われます。

よって4歳馬では人気通りではありますが、タスティエーラが最も期待されているのも納得です。

ただし、中距離ではべラジオオペラがダービー以来の一戦となるチャレンジC
にて、ボッケリーニと同斤量での勝利をしており、これは評価できるものです。京都記念ではプラダリアに負けてしまいましたが、能力としては、4歳トップクラスの馬で、G2をやっと勝てる位のものと考えて良いでしょう。

よって、馬券圏内に来る可能性は今回のメンバーでは十分ありますが、人気面ではあまり期待値的に見合わないと思いますので、積極的に買いたくは無いですね。

 

ではどの馬に期待したいとすれば、まずは確固たる逃げ馬がいない今回において前に行く可能性が高く、且つ能力があるのに人気があまり無い馬。

この観点で言えば、

〇ステラベローチェがふさわしいのではと思います。

前走は大阪城Sを僅かに頭差で勝っただけですが、トップハンデ58.5キロを背負っておりましたし、ここへ向けての調教内容が過去イチと言っても良いもので、能力的には3歳時の素晴らしいパフォーマンスを出せる位にまで回復しているのではと考えています。以前は大味な競馬しかできなかった馬が、スタート良く、上手な立ち回りができており、鞍上との相性も相当良いのではないでしょうか。出遅れなければ有利な位置での競馬ができるはずで、侮れないと思います。

 

▲ルージュエヴァイユ

 

前走の京都記念では全く伸びずに惨敗。あれで今回の評価がガタ落ちしていますが、今回は調教内容が素晴らしく、ここへ向けての仕上がりは万全です。過去一番の内容であったと言っても過言ではないです。京都記念は休み明けで仕上がり具合にまだまだ余裕があった事と(過去最高体重であった)、スムースな競馬が出来ていなかった点(ペースの緩急が結構あった)もあったと思われます。今回、舞台としてはこの馬にとっては決して良いとは言えない内回りですので、かなり上手く立ち回らないと上位入線は厳しい面があるとは思いますが、状態面が素晴らしい事と内に潜り込みでじっとして、上手く前が開いてくれればという、他力本願的な部分はありますが、この人気であるならば、という所です。内から脚を伸ばしたエリザベス女王杯では、ハーパーに先着していますし、能力的には差が無いのにこの人気差ですから、期待値は高いと思います。

 

△1ミッキーゴージャス

前走の愛知杯は、マクって行き押し切るという強い内容。メンバーが弱かったのは事実なので、普通の競馬をしての同タイム頭差であれば全くチャンスは無いと思いますが、あの内容は2、3着馬からの比較で指数で5以上は上と考えられ、だとすれば横の比較ではかなり評価できるものと思います。ただし今回は斤量が2キロ上がり、前走で450kの牝馬にとっては、未知数です。ここで良い競馬が出来るようであれば、今後の牝馬G1戦では大きく期待できる1頭になります。

 

以下は、タスティエーラ。

もしもハイペースになれば、という事があれば、エピファニー。

そして同様に超大穴ならば、△ハヤヤッコに少しだけ投じてみたいです。

スタートが遅く後方からの位置になりそうな時点で期待薄ではありますが、流れる展開に万が一なると、この馬のバテない渋太さが発揮されます。

函館記念は勝ったローシャムパークから0.4秒差の5着でしたが、斤量がこちらは2.5キロも重かった事を考慮すれば悪くない内容です。重馬場になって欲しかった所ではありますが、無欲の一発に。

 

馬券は、

◎単勝

3連単フォーメーション

◎→〇▲△1→印馬

にて軽く買いたいと思います。