2016 ヴィクトリアマイル 指数・予想 | corazonのブログ

2016 ヴィクトリアマイル 指数・予想

2東8 5・15(日)11R 第11回 ヴィクトリアマイル(G1)1600m 定量 補正後 指数


1 ウインプリメーラ  135

2 スマートレイアー  137

3 シャルール     135

4 ウリウリ      136

5 レッドリヴェール  132

6 マジックタイム   138

7 ルージュバック   139

8 メイショウマンボ  133

9 カフェブリリアント 136

10 ミッキークイーン  142

11 レッツゴードンキ  136

12 クイーンズリング  138

13 ストレイトガール  137

14 ウキヨノカゼ    136

15 ショウナンパンドラ 143

16 シュンドルボン   135

17 トーセンビクトリー 132

18 ショウナンアデラ  138


調教評価


評価S:レッドリヴェール、クイーンズリング、ストレイトガール

評価A:ミッキークイーン

評価B:スマートレイアー、マジックタイム、ルージュバック、カフェブリリアント


今年のヴィクトリアマイルは、指数的に2頭抜けた馬がおり、この2頭をどうするかという事が最大の焦点となる。


昨日の京王杯SCでは、条件的にやや不安があったサトノアラジンが抜けた指数をそのまま発揮して強い勝ち方をしました。

ですので、ヴィクトリアマイルでも素直にショウナンパンドラから買いたくなる所です。


しかし、サトノアラジンは距離短縮で成績が上がって来たのに対し、ショウナンパンドラはJCの勝ち馬でもあるように、本質的にはマイラーではない事がほぼ間違いないと思います。


JCを勝った牝馬でヴィクトリアマイルに出走した馬と言えば、ウオッカとブエナビスタ。両馬ともに、ヴィクトリアマイルは2戦して、ともに1勝2着1回と連対率100%。


やはり能力差でどうにかなるという面は大きいです。


しかし、それだけの能力差があっても、2着に負けたり、勝っても少差で本当に危ない勝ち方だった事は覚えておくべきでしょう。


加えて、ブエナビスタはそれまで阪神JF、チューリップ賞、桜花賞とマイルは3戦3勝でした。


一方でウオッカは、それまでマイルが5戦4勝2着1回と、こちらもほぼ完璧なマイル実績がありました。


それでも、このヴィクトリアマイルでは2勝できなかった。


以上を考慮すれば、マイル実績0-1-0-1のショウナンパンドラは、実際に昨年のヴィクトリアマイルでストレイトガールから0.9秒差の8着に負けてますし、上りの脚も上位ではなかった。もちろん、昨年とは馬が全然違っており、指数も全然今では違いますが、条件的には苦しいと見るのが自然でしょう。


それでは、ミッキークイーンはどうでしょうか?

マイルは1-2-0-0です。2着に負けたクイーンCは、状態面であまり褒められたものではなく、マイナス20キロでの出走となってしまった事が大きかったと思います。そして前走の阪神牝馬Sでは、56キロを背負って後方から。展開的には、ほぼ絶望的な位置取りでしたが、そこからクビ差まで迫ったのは強い内容であったと思います。


しかし、この馬はオークス、秋華賞勝ちをしているように、やはりマイルはちょっと忙しく、どうしても距離短縮すると好位は取れない。レコード勝ちした秋華賞では大外から位置を取りに行きましたが、中団辺りまでが精いっぱいでした。


今回は先行馬はいるものの、あまりテンに早いタイプがおらず、注文を付けて逃げる馬がいないと昨年より遅い流れになりそうです。

その昨年はミナレットの大逃げでしたが、1400m通過が1.19.7と、昨日のサトノアラジンの勝ち時計とわずか0.1秒しか変わらない厳しい流れでした。


結局、後方にいた馬は押し上げる為に脚を使わされましたし、さらにそこから追っても、上り33.0秒を使っても到底届かないレースになっていました。


今年は、レッツゴードンキ、スマートレイアー、ウインプリメーラが前に行くと予測されますが、この3頭ともにダッシュはあまり早くありません。

かと言って、他にこれといってスピード豊かな馬がいませんので、レッツゴードンキがハナへ行く事になる可能性が高いでしょう。


レッツゴードンキはハナへ行けば強い馬ですが、桜花賞が超スローでの圧勝だっただけに、できればスローに落としたい所です。それを簡単に許してくれる程、古馬G1は甘くないと思います。


あるいは、昨年が前へ行き4着に大好走した、レッドリヴェールが鞍上石川だけに、ハナを主張するかも知れません。デキも良いだけに、これは有り得ます。


以上の事を念頭に置きながら、予想を進めていきます。



◎ストレイトガール


昨年1着、1昨年3着。3着だった2014年にしても、不利が無ければ勝っていた。そもそも、リピート好走が顕著なこのレースで、昨年の好走馬がこれだけ軽視されているというのは驚き。引退宣言からの撤回で、イメージは悪いし、前走では勝ちに行きアッサリ脚を無くして0.8秒差の9着は、終わったと思われても仕方ないです。しかし、2014年は高松宮記念を1人気で3着完敗してからのローテーション、昨年1着時も高松宮記念を1人気で13着に負けてからの次走だった。香港を使い、年明けを叩いてここへというローテーションは昨年と同じ。前走時では完全に仕上げていなかったが、今回は動きが一変しており、能力は出せる状態。指数1位でもないし、衰えの心配はあるが、この馬が最も高いパフォーマンスをした舞台で、この人気ならば、狙いたい。


○クイーンズリング


前走の京都牝馬Sでは、56キロを背負い、積極的なレースをして押し切る。2着に負かしたマジックタイムの方が今回人気が上というのは、何かの間違いでしょうか?そもそも前有利な舞台である今回、またしてもマジックタイムより前でレースをする事ができるこの馬が斤量の不利が無くなる以上、有力だと見なくてはならないでしょう。デキも万全で、栗東坂路不良で持ったまま自己ベストを出してきました。コース実績は無いですが、馬体が大きく減っていなければチャンスはあると思います。


以下は、


▲ミッキークイーン


病み上がりの鞍上にやや不安がある事や、展開不利になりそうな事より、評価を下げた。


△ショウナンパンドラ


指数1位も、条件は合わない。


△ルージュバック


先行策もあるという事だが、やってみなくてはわからない。ベストは1800m以上でしょう。状態面はキープできている。


△スマートレイアー


好枠を引き、出遅れさえなければ好位でのレースが見込めます。機動力に欠けるタイプで、外から出し抜かれる形になると不安もある。


△マジックタイム


得意な舞台。充実一途。指数を急上昇させている上り馬。


△ウインプリメーラ


簡単にはバテない良さがある。逃げ馬と並ぶような形を取れれば、かなり粘ってもいい。


△ショウナンアデラ


指数は結構高い。長期休み明けだが、調教を見る限り、フットワークは健在。阪神JF時は本命にして的中したが、思った以上に仕上がっているように映る。



馬券は


単13 10000

複13 20000

単12 10000

馬連12-13 3000

ワイド12-13 7000

3連複10-12-13 2000

3連複軸2頭流し12、13から相手1、2、6、7、10、11、15、18を1000円ずつ


計投資 60000円