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PERU day by day改めKansai day by day

17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

ペルーでは選挙前の選挙動向調査の世論調査投票日一週間前の日曜日が最終になる。
選挙シミュレーションの結果は
ケイコフジモリが45.9%、ペドロ・パブロ・クチンスキーが40.6%
無効票、白票が13.5%

しかし、未定というのも7%存在する。

そして、選挙集会は選挙3日前の木曜日に終了、選挙広告は前日の土曜日に一切できなくなる。

ここにきて、フジモリは党書記長のホアキン・ラミレス氏がアメリカ麻薬取締局の調査を受けていることが発覚した。ラミレス一族は他に同局から操作を受けている。
ホアキンラミレス氏所有の家がフジモリ派の「大衆の力」党の選挙対策事務所に使われ、同氏所有の車両が選挙運動に使用されている。


さらに、ラミレス氏がケイコにマネーロンダリングを頼まれたという発言をパイロットが録音したものを副大統領候補のクリンペル氏が問題の部分をカットしてテレビ局に渡したという報道もでてきて、フジモリ側の麻薬売人との関係やメディアを操作しようという姿勢が問題視され始めている。

世論調査では治安に関して、フジモリはクチンスキーより働いてくれるという調査が多いが、麻薬マフィアとの関係を思うと、現状はそうではないという感じがある。
また違法鉱山開発業者の操業がしやすくなる案を考えているが、違法鉱業は自然破壊だけでなく、麻薬取引や人身売買など、犯罪の温床にもなっている。

ただでさえ、悪化する一方の治安は今回の大統領選でも、国民がもっとも政策を望んでいる。

さて、今夜の候補者論戦はクチンスキーの勝利だったと国民は感じたよう。

選挙戦終了まであと4日。

果たして、2021年の独立200周年までの5年間、ペルーを率いるのは誰になるのだろうか?

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1975年5月27日に、インカの時代から続く、ケチュア語がペルーの公式言語になったのを記念して、ペルーでは5月27日は先住民言語となっている。

アルマス広場では文化省がイベントを行い、市役所では先住民言語デーを記念するセミナーが行われていた。しかし、有料イベントだったので、私は市役所の中で同時に行われていた「防災におけるメディアとコミュニケーションの役割」なるフォーラムに出席した。
しかし、ここで地雷を踏んでしまった。

コーヒーブレイクでのこと・・
たまに話をする知り合いの美術学校の女性が、
「私はインカ(族)なの」
とのたまった。
ペルーにインカ族は存在しない。インカの流れを引き、その苗字を持つ人々はいるが、アンデスの先住民は、ケチュア族であったり、アイマラ族であったりすることが多い。クスコ州でも山岳地帯にあるアコマヨの出身の彼女は、ケチュア語をしゃべるケチュア族である可能性が高い
しかし、私は口を滑らせてしまった。
「インカは王族なのよ。あなたはインディヘナ(先住民)」
というと、怒り出した。
隣にいた元ジャーナリストの友達が、

「先住民(インディヘナ)という言い方はよくないな。もうそれは使っちゃいけないよ。でも、君(インカ自称の女性)のほうもインカではない、インカというのは支配階級で、それ以外は隷属していた人間、今残っているのは支配されていたほうの人間」
と言い出した。彼は年配のメスティソで、色は白いほうだ。少し先住民を軽蔑する傾向がある。

「ごめん、あなたはケチュアよね」
と謝ると

「違う、私はインカなの!」
二人して、インカというのはね・・と説得をし始めた。
「あなたは外国人だからわからないの。私はインカだと思っているから、インカなの!」
と言い放ち、むくれて立ち去ってしまった。

まいったな・・。差別したわけではない。

でも、インカというのはありえない。インカは支配階級だった。その支配階級はスペイン人たちと混血してしまっているが、地主であったことが多く、裕福なケースが多いので、アコマヨの田舎の貧しい彼女がインカだっ可能性は低い・・。

しかし、自分は「インカ」と称する先住民はかなり多い。

しかし、彼らがインカを自称するのは、平民日本人の私が皇族を自称するような暴言なのだ。

傷つけてしまったことを後悔しつつも、彼女のような妄想を抱く人間をどのように扱えばいいのかと悩んだ。

帰り道にアルマス広場で先住民言語デーのイベントを開いていた文化省の人に相談しなかったことを後悔しながら・・





天空の帝国インカ その謎に挑む (PHP新書)


世界遺産である歴史地区を守れ!

クスコの文化財を守ってきたクスコ大衆集会の願いが市役所に届き、歴史地区と文化遺産に関するセミナーととワークショップが開かれます。
「文化発展のプロセスと体験、歴史地区と文化遺産都市の手続き」
5月30日、31日と9時から17時まで。
クスコ市役所内オジャンタイタンボホールにて

受講証もあるそうなので、ぜひ!




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移動祝祭日で、今年は5月にやってきたコルプス・クリスティ祭。

クスコの祭りの中でもっともわくわくする祭り。

同時に写真展もやっているので、その開会式に行ったりして・・

有名なホルヘ・フローレス・オチョア博士が
「地区や教区の祭りはいろいろあるが、クスコ人全体ののための祭りはこれだけ・・」
とノタマウ祭。

フォークロアとしての価値にはうるさい博士なので、この言葉は重みがある。

インティライミは所詮、劇化したものなので・・

すでに何度も紹介しているように、コルプス前日の水曜日正午の、聖人のカテドラル入場のエントラーダに始まる。遠くにある教会、サンヘロニモ教会などから徒歩で聖人像が運ばれてきて、サンセバスティアン教会前で、サンヘロニモ像とサンセバスティアン像が共にミサに参加した後、クスコのサンタクララ教会まで行進が行われる。

サンタクララ教会前には午前10時ころから各教会の聖人・聖母像が集まり始め、午後、カテドラルに向け、14体の聖人・聖母像が入場する。



コルプス・クリスティ当日は午前11時のカテドラル前でのミサと正午からの聖体顕示台(キリストの体、コルプス・クリスティ)の行進に続いて、クスコでは本番の聖人・聖母像の行進が行われる。このときはカテドラルに安置される無原罪のお宿りの聖母像も参加。

しかし、祭はこれまでで終わらない、一週間後、オクターバ(8日目)にコルプス・クリスティお別れの祭で聖人・聖母像の行進が行われる。

さらに、翌日、から3日後の日曜日にかけて、聖人・聖母像がそれぞれの教会に帰っていくという儀式もある。

長い・・

ちなみにエントラーダ、コルプス当日、オクターバの3日間、伝統料理のチリウチュの屋台がサンフランシスコ広場に出るので、それも楽しみ!




この間、祭事のあるときは、カテドラルでは観光公開をしないことがあるので、下記の開館時間をご参考に・・。

また、美術学校のギャラリー、大衆芸術博物館ではコルプス・クリスティ写真展も行われているので、ぜひいらっしゃることをお勧めします。


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昨日(5月21日)は世界反モンサントデーだったらしい。

私は加工食品はあまり購入しないし、ペルーは遺伝子組み換え作物に関してはモラトリアムを施工しているので、反対運動にはあまり関心がないのだが、
クスコでは、私もフォーポイントbyシェラトンの違法建築反対運動で立つ大学講堂の外壁で貼紙を通じての反対運動が行われた。



ちなみに作物のモラトリアムはあっても、加工食品に関しては遺伝子組み換え作物使用の表示義務がないので、大豆粉やトウモロコシ加工食品などの形で輸入され、ペルーでは相当量消費されているようだ。

また、クスコ市民の文化の家(Casa de la cultura)では、反モンサント会合が開かれたのだが、遺伝子組み換え食品の件だけでなく、有機栽培作物やアンデスの伝統的食品の話もされた。

炒り乾燥ソラマメやふかしたジャガイモをつまみながら、アンデスの伝統的トウモロコシのドブロク、チチャ酒をのみ、話し合う趣向。
そこで、伝統的な料理屋や飲み屋でもチチャではなく、ビールが好まれるようになって来たのには消費主義と、大企業の販路拡大力の影響があるという話がでてきた。チチャはほぼ家内生産というか、料理屋や飲み屋が独自に醸造している。そこで思い出したのが、昨年のコルプス・クリスティ祭りでみたこれ・・





チチャに関係するピッチャーや杯、容器類をかつぐ男性

「聖アンナ(サンタ・アナ)はクスコではチチャ屋の守護聖女なんですけど、7月の聖アンナの祭りに行っても、まったくチチャがみられなかったんです。もうビールばっかりで」

(昨年抱いた疑問・・
http://ameblo.jp/corazoncorazon/entry-12039788696.html
http://ameblo.jp/corazoncorazon/entry-12056852441.html)

「それはね。消費主義と係わり合いがあるのよ。ビールなどは大企業が生産販売しているので、チチャはどうしても押されてしまうのよ」

なるほど・・・消費主義が伝統を弱体化していくのか・・。
大量生産に伝統は勝てないのか??

残念な話だ・・。

コルプス・クリスティが今週開かれるが、またビールでみんな飲み明かすことになるのだな・・。



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