聖金曜日の祝日、最後は悲嘆の聖母と聖棺のイエスの行進 | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。


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私は早い派!



午後6時30分頃、展望バーから降りてサンブラス教会に向かった。
教会ではミサを行っている最中で、入り口近くには
悲嘆の聖母像と聖櫃のイエス像が置かれていた。

午後7時に二つの像が教会を出て行進が開始されることになっている。

サンブラス教会の外に出ると雨が降り始めていた。


じっと待っていると、近所の人がやってきて、
警備している警官に
「コーヒーでもいかが?」
と招待していた。
いそいそと出かける警官・・。

観光公開の時間も、ミサとときも
玄関は内側から覆われ、外からは中をうかがうことは出来なくなっている。
しかし、聖像の行進のときは別だ。

その覆いが取り払われ、コロニアルバロック様式の
金箔で覆われた主祭壇がしっかりと見える。

雨の中、聖櫃のイエスが運び出される。





無粋にも教会前は駐車場になっていて、
車の盗難帽子警報の音がピコピコ鳴っている。

次いで悲嘆の聖母。



いずれの聖像も夜の行進のために明かりがつけられている。



棺のイエスを追う。


バルコニーから眺める人々。



今年は行進を追わないで、
サンタアナ地区に向かった。
雨具の準備をしてこなかったけど、
サンタアナ教会の行進は聖母像とイエス像が別ルートで行進を初め、
サンタアナ坂の下で再会するという手はず・・。

サンタアナ地区に到着したが、雨のため行進は始まっていなかった。
イエス、聖母両像の再開場所と時間が午後9時になることを確認した。

スーパーで買い物をしながら待っているうちに、
ようやく聖母像が急な坂を下りてきた。


雨の中ビニールシートを被っている。


サンタアナの坂からタンボ・デ・ロス・モンテーロス通に入ったところで
ミサが始まった。



こう見るとまるでベールを被っているように見える。


ほんとうは雨よけのビニールシートなのだけれど・・。

お祈りをする神父さんがスマートフォンを見ながら
祈祷の言葉をカンニングしているのを目撃した。
カメラを内ポケットから出そうか出すまいか迷っているうちに
お祈りは終わり、スマホはしまわれてしまった。

残念。

さらに残念だったのは
雨に濡れて寒気がしてきたので、
午後9時の聖母像とイエス像の出会いが見る前に
退散してしまったこと。

聖金曜日の祝日は日曜日よりもあいている店舗が少ないし、
人通りもまばら。

家から遠いこともあり、早めに帰る事にした。
家の鍵を開けるときに指がかじかんで鍵穴に鍵を差し込むのが難しかった。

退散して正解。

出会いの撮影はまた来年。


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