今朝、ペペカ(PPKペドロ・パブロ・クチンスキー)候補が敗北宣言をした。
3ポイントの差ではひっくり返せないとみたようだ・・
決選投票はウマーラとケイコの対決になりそう・・
テレビのニュース報道はお通夜のような空気が流れていた。
私の周りは市場のオバチャン連中までペペカだったのに!
ウマーラが当選すると、民間企業の国有化に踏み切るかもしれないし、
ベネズエラとのコネクションが強いことから、アメリカからの投資が撤退するかもしれない。
チリのピネェラ大統領が「ウマーラの当選を望まない」と述べている。
海外からの投資が減少するのは必至。
ケイコもそうだ・・ペルーの田中真紀子・・。
この4姉弟妹たちのアメリカでの教育費用がフジモリ家の収入と
は収支が合わないというのは有名な事実。
ノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサの「独裁者の後継」は言いすぎにしても、
父アルベルトの政治は権威主義的で100パーセント民主主義だったとは言いにくい。
対立候補のペペカはもっと婉曲的表現を使っている。
「ケイコは父のよい部分も悪い部分も両方引き継いでいる」
言論統制もあり、マスコミもフジモリ支持者の躍進を喜ぶことはない。
まあ、服役中のアルベルト氏を恩赦してその助けを借りない限り、
娘ケイコはこの国を率いることができないかもしれない・・
しかし、90年代のハイパー・インフレ、テロを抑えた強引な政治手法が
民主主義になれ、繁栄を謳歌するペルーに通用するとは思えない。
おまけに10年間、政治とは関わってこなかったアルベルトになにができるのか・・
日本から援助を引き出そうとしても、20年前とは違うのだ。
今の日本にそのような余裕はない・・。
バカだなペルー人は・・
ペペカか、トレドが当選していれば、安定成長が続いていたのに・・
ペペカとトレド、カスタニェーダの間で票の食い合いがあったのも事実だ。
マリオ・バルガス・リョサがペペカに対し
「立候補を取り下げるように・・」
と特使を通じて頼んだらしい・・
その報道を見て、
「何をバカな!」
と思っていたけど・・
彼の慧眼は・・・
21世紀に入り、大統領選のたびに
「よりましな(menos mal)候補者を・・」
と消極的な大統領選びをしてきたペルー。
今回は、さらに・・究極の選択になりそうだ・・
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