今年度のノーベル文学賞を受賞したマリオ・バルガス・リョサ氏と
奇妙な”出会い”をしたことがある。
当然、面識はない・・。
まともに
見た!
というのは2008年のトゥルヒージョでのマリネラ・ノルテーニャのコンクールのときだけ。
ちょうど同氏がブックフェアーで講演・サイン会に来ていたときだった。
ついでにマリネラも決勝の日に最前列の貴賓席で観戦していた。
一回戦敗退の私はフツーの観客席。
ただ前日、土曜日の市内のパレードのときにも見かけている。
パレードが中央広場のアルマス広場に差し掛かったとき、
「バルガス・リョサだ!」
という声がした。
ふと、広場に面した有名なリベルタ・ドールホテルの2階の窓を見ると、
MVLLが観覧しているのが見えた。
思わず、彼に敬意を表する気持ちを示すために、
正面に見ながらハンカチを強く振り、腰を動かしながら横歩きをした。
気づいてくれたかなあ・・私のことに・・
さらに、それを遡ること3ヶ月前、
ランニング愛好者のための雑誌(同好紙)Running News の表表紙と中表紙を分け合ったことがある。(リンクのediciones anterioresをドラッグして、28660の数字がある号)
当然、彼は表紙。私は中表紙。
ペルーに一時帰国したときのインタビューが掲載されていた。
"早朝5時に起床して読書をしたあとは、ウォーキングをしている・・。
かつてはジョギングをしていたが、ひざを痛めたため、ウォーキングに変えたのだ・・"
規則正しい生活をする文武両道のスーパー作家・・。
そういうイメージを植えつけられた。
さて、私の中表紙とは・・
スキャンして見せるのも恥ずかしい・・
実は同年10月のクスコ・インカマラソン(標高2900m!)の
10km女子の部で優勝したときの表彰台の模様。
まあ、参加者が少なかったので、
その表彰台を分け合ったオジャンタイタンボ近くのウィヨク(Willoc)村の
民族衣装姿の先住民のオバサンといっしょに写真におさまってしまった。
オバサンはサンダルで走りぬいた。
この写真、図柄が面白かったのだろう。
"Encuentro de dos mundos(二つの世界の出会い)"と称して、
ペルー有数の長距離ランナーを押しのけて中表紙に使われた。
私としては大変恥ずかしく、入手した後は、クスコの知り合いには一度も見せてはいない。
チーナ(アジア系に対する蔑称&愛称)
と
チョリータ(先住民系の蔑称&愛称)
の組み合わせが納得できなかったのだ。
ただ、この写真、インパクトが強かったのか
ペルーの高級紙EL COMERCIO紙で署名入りで記事を書く、スポーツライターにも顔を覚えらて、
翌年のフルマラソンでも声をかけられてしまった。
今は、昔・・。もう一年以上レースには出ていない・・。
そして、MVLLと私のつながりはたったこれだけで終わった。