アナボリック・ステロイド | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

「え~、君使ってないのぉー!!」

って驚かれた・・。

何使っていないって、ステロイド・・。

ペルーの田舎、クスコ住まうリマ人。
まあ、京都に住む東京人のようなもんでしょうか。

クスコには珍しい白人系(gringo ←ペルーのスペイン語)。7月のボディビルコンテストを目指す。

ボディビル用サプリメントの専門店で会ったとき平気でのたまった・・。

「このスポーツではステロイド使用は認められているんだよ!(En este deporte esta permitido esteroide)」

「もちろんさ、プロテインとかNO(oxido nitrico)とかたくさん摂っているけどね、2ヵ月半で72キロから92キロに増えたんだよ

自慢げにいう・・

「なんで使わないんだよお前!」

だって、病気になるのいやだもの。それに小さな私が急に大きくなったらみんなびっくりしちゃうし、

その白人。一ヶ月前にクラブにサルサを聴きに行ったとき、偶然会ったんだけど、ミネラル・ウォーターしか飲んでいなかった。

減量中で酒類のカロリーを気にしているのかと思っていたけど、その彼、
わたしがチルカノ・デ・ピスコ(ピスコというペルーのブランデーとジンジャーエールのカクテル)を飲んでいるのを見て、

アルコールとステロイドは一緒にしちゃだめなんだぜ!心臓発作起こすから!」

ええ!何でそんなこと訊くの?私はステロイドを使っていないわよ。
何、食べても大丈夫なんだから!!

「うそぉ!」

そんな会話が当たり前に繰り広げられるペルーのボディビル界。

私の通うジムでも急激に胸板が厚くなった奴がいる。
やはり、コンテストに初めて出る予定・・。

ペルーって新人君でも薬物を使うんだ・・。

楽して益を得よう・・。
フェアプレイ(jugar limpio)なんて考えない・・。ズルしてでも勝てたらいい。

ペルー人の本性を改めて再確認したような・・。

なんとなく、ボディフィットネスの競技を続けるのに嫌気が差してきた。
このまま続けたら私まで薬物漬けになってしまいそうだ・・。

残り2ヶ月を切った7月のコンテストを最後にしようかなぁと思い始めた。