一色さゆりさんの『絵に隠された記憶 熊沢アート心療所の謎解きカルテ』を読みました。

 

 


スクールカウンセラーを目指す大学院生の日向聡子は、インターン先として熊沢アート心療所を選択した。
そこで聡子は、飛行機恐怖症の男性、ユニコーンばかり書く少女、認知症で帰宅できない老女など、さまざまな悩みを持つ人たちと接することになる。
絵画療法の第一人者・熊沢は、彼らが描いた絵から心の扉を開いていく。



インターンという言葉を聞くようになったのは、ちょうど私が就職活動をしていた頃からでしょうか。
それまでも、そういった制度があったのかも知れませんが、今ほど盛んではなかったと思います。
なので、私自身はインターンの経験なし。

どちらかというと、「インターン=就職活動の一部」みたいな印象があって、あまり良い印象を持っていないのですが、実際のところはどうなんでしょう?

熊沢アート心療所でインターンを続ける聡子は、次第に自分自身の過去について疑念を抱きはじめます。
そこが思わぬミスリードになっていて、真実を知った瞬間、やられた!と、思わずため息が。
見事な纏め上げ方に感嘆してしまいました。

 

 

 

 

 

 

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