濱嘉之さんの『プライド 警官の宿命』を読みました。

 

 


田園調布署管内にある3つの駐在所に生まれた、幼馴染みの3人の息子、高杉隆一、本城清四郎、大石和彦は、それぞれ、高卒、大卒、東大卒のキャリアとして警察官の道を選ぶ。
お互いに刺激を与え合いながら、時に協力しながら事件に挑む。



駐在さんの息子の話ということで、少しほんわかした雰囲気の話になるのかな?と思いながら読んだのですが、やっぱり濱嘉之さんは濱嘉之さんでした。
仕事ができる警察官、出世コースに乗った警察官がお好きなようで。
でも、どこかジェフリー・アーチャーを思わせる雰囲気を感じたのは私だけだったでしょうか。

同じ警察署管内の3つの駐在所の息子が、それぞれの道から警察官を志すという話ですが、特に幼馴染みだからというところに意味はなかったような…
終盤こそ、旧交をあたためる場面があるものの、それまでは独立した話になっていたような気がします。
まぁ、「警視庁公安部・青山望シリーズ」の同期カルテットに次ぐ新たな3人組の作り方だったのかなぁと。

そして、先日続編が発売されましたね。

こちらの方も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

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