ジェフリー・アーチャーの『十一番目の戒律』を読みました。

 

 


コナー・フィッツジェラルドはCIAの凄腕暗殺者。
南米での仕事を終えたコナーは、合衆国大統領から直々にロシア大統領候補の暗殺を指示され、ロシアへ渡る。
しかし、それはコナーが邪魔になったCIA長官の策略だった。


赤川次郎さんの『清く正しく、殺人者』を読んで、久々に読み返したくなって手に取りました。

初めて読んだときの感動や驚きは薄れてしまっているものの、何回か読み返した作品だからこそ気づく伏線の意味などにため息を漏らしながら読んでいました。
そこかしこに張り巡らされた仕掛けに驚嘆。
そういう意味では、最近のジェフリー・アーチャーの作品にはキレがなくなってしまっているように感じられます。

渦中の人物たちの結末は少々不完全燃焼のような気もしてしまうのですが、冷静に見るとこの結末が妥当なのかな?と思えてしまいます。

 

 

 

 

過去の「ジェフリー・アーチャー」記事

 

 

 

 

 

 

 

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