給料明細 | 罪と愛

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先日、夫の上着のポケットの中に

給料明細が入っていた。

 

給料明細なんて今まで家の中で見た事無かったから

てっきり紙で渡さない会社なのかと思っていた。

 

9月分の明細書が既に開いてあったので

こっそり拝見させていただいた(笑)

 

私は夫に給料を教えてもらったことはない。

でも、何となく大体これくらいかなーって相場は頭の中にあった。

 

しかし

実際見てみると...

 

え!?

半分?も、いってない?

 

私が想像していた、T国の平均月収の半分にも満たなかった。

 

....どういうこと?

 

彼は4日働いて2日休みというローテーションで働いている。

人より休みは多いが、朝7時前には会社に行って、夜8時過ぎに帰って来る。

1日の労働時間が長いのだ。

 

 

それでこの給料?

なんで彼こんな待遇で働いてるんだろ?

それとも、

本当は午前中だけしか働いてなくて、

実は午後は別の事をしているんじゃ?

 

 

いろんな憶測が頭を駆け回るが、

 

ほどなくして

私はある事に気づく。

 

 

彼はまた仕事を変えたのだ。

 

前の仕事をいつ辞めたかは知らないが、

多分7月か8月。

私が日本に帰っている間か?

6月と7月に出張と言って韓国に行っていたが、

出張かどうかはますます怪しい。

いずれにせよ、

彼は前の仕事を辞め、9月途中から別の会社で働き出したという事だ。

 

ああ、

もう、これで何回目だろうか。転職。

 

でも、今回はこの事は彼に追求しない。

辞めた理由も、転職の事を黙っていた事もきかない。

知らないふりをしていようと思う。

 

 

良妻賢母の本を読んで、

受け入れる事を実践しようと思う。

 

仕事をコロコロ変えてしまう彼を

受けれる。

 

そのままを受け入れる。