半月更新をサボっておりました。
個人的には日々あまり変わりなく送っているのですが「公」に色々変化があり立て込んでしまいました、
大変ありがたいお話も一度に来られると どっちを取るか両立させるかが難しく、
「二兎追うものは一兎も得ず」「虻蜂取らず」にならないよう、今後どのように取り扱うか思案中です。
先日イギリスで行われた環境問題に関する世界規模の会談以降「カーボンニュートラル」が
話題となっていますが、身近な所では車のEV化などの話題もたくさん出て来ています。
二輪車も無関係ではなく規制対象になっていまして、本来なら昨年施行されているべき「ユーロ5」
諸般の事情により2025年まで施行を猶予されていますが・・・、もう後が無い。
簡単に言うと排ガス規制の新たな基準「ユーロ5」、これをクリアできる現行車種が少ない。
ここ数年長く販売されてきた「名車」が次々に「ファイナルエディション」を発表後 大輪の花火のように
華々しく販売を終了したモデルが多くあります。
最近Youtubeを見ていると、とうとう私のホンダCB400もユーロ5対応で「牙を抜かれて」販売か
ファイナルエディションを発表して生産中止か?とまことしやかに囁かれています。
そもそも軽量かつ車体容積に余裕が無いバイクに排ガス規制対応機器を載せる事は難しいし
販売価格に反映させても商業的に成り立つ見込みが難しい・・・。 「じゃあ止めちゃおうか」になる。
特にCB400の場合、商品価値の一番大事なVTEC(機構に興味のある方はリンク貼っときます)、
これがあるとユーロ5をクリア出来ないらしいのです。
CB400からVTEC取ったら商品価値半減ですからねぇ、そこまでして売るかな?と思うのですが
このCB400と言うバイクは素直な操縦特性から教習車として多くの方がお世話になったバイク。
(ちなみに私は第2段階でCBX、第3段階でCBR。やっぱりホンダ車のお世話になっています)
普通自動二輪免許取得者養成のためにも素直な操縦性のバイクは残すべきなのですが・・・。
教習車はVTEC機能を載せていないのですが一般市販車はVTECが効いた時のエンジン音。
6,500回転までは「ぶお~~~ん!」と言う感じなのですが、6,500回転を超えると動画のようになります、
私の感想も同じく「んばぁ~~~~~ん!!!」と音が豹変します、
ハッキリ言ってヘタな事して車体が傾いている状態でVTEC入ったら抑え込むのに私苦労します。
(実際エンジン特性の「美味しい所」はVTEC領域のちょっと先からなのですが・・・)
昨今の二輪熱、自動二輪免許取得者も多い。でも新車はコロナの影響で世界的な
部品供給不足の状態、車体価格100万を超えるCB400でもバックオーダー抱えてヒイヒイ言ってる。
とにかく需要はあるのに供給が間に合っていないし、そもそも新車が売れなくなる状態、
そうなると中古車価格は爆上がり状態。
一番上の写真のクラウンとCB400、あと1回車検を通した頃が潮時かな?と思う次第、年齢的にも。
そうなると考えたくはないのですがCB400が「投機対象」として頭の隅っこに置いておかないといけない。
買った値段以上になる訳がないのですが、価値を落とさないように気を付けるように考えています。
このバイクで北は宗谷岬、南は佐多岬を走ったもんなぁ、
もう少しの間お付き合いして頂きたいバイクです。