レンタカー | あめのむらくものブログ

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「今日の格言・名言」と その日の出来事

仕事でよくレンタカーを使います、今日からまたしばらく。
ありがたい事に会社からレンタカー決済用カードを貸与してもらったので次回からキャッシュレス。

名の通ったレンタカー会社は新しい車を使っています、今日は珍しく日産ノート、
まあまあ使いやすい車で最新だけあってアイドリングストップ機能が付いている、これ初体験。

アイドリングストップなどはそんなに難しい技術じゃないよな~
ABSシステムからタイヤの回転状況の信号、ブレーキランプの動作信号をもらって条件がそろって
数秒したらエンジンカットの指令を出す・・・、と頭の中でデジタルロジックを組んでました。

でも・・・、やっぱ車の設計する人はすごい!
事の始まりは信号停車中(アイドリングストップ中)に助手席のカバンから荷物を取ろうとしたら
エンジンスタート「ん???」、次は同じく停車中にシートに座り直したらスタート「え???」
ブレーキはかかったままのはずなのにエンジンがかかります。「何で???」

それを二三度繰り返した後信号が変わって発進の時に思ったタイミングより早くエンジン再スタート
している事に気が付いた、次の信号停車中にブレーキを目一杯踏み込んだ状態からちょっと緩めたら
「エンジンかかったよ!」
ブレーキランプから信号をもらうのは簡単で安価です、電線1本増やすだけですので
でもこの車はブレーキフルード(ブレーキオイル)の管に圧力センサーを付けて
ブレーキペダルから足を離そうとした動作を感知してブレーキをリリースし切る前に再始動完了してる!
これはブレーキフルードの管を分岐してそこに圧力センサーを付けないといけないので
工数と部品点数が増えるので当然費用がかかる、なぜここまでこだわるかな~と考えたら。

1、信号が変わっての発進のモタツキを解消したいため。
   まあ考えてみれば妥当な考えでしょうね、ブレーキペダルから足を離し切ってから
   エンジンかかったのでは0.3秒ほど余計に時間がかかる。
   たった0.3秒程ですがこの一瞬の「間」は結構神経に触る「間」です。
2、駆動システムにストレスを与えないため。
   登りの坂道発進の時などの場合ブレーキが完全にOFFになってからエンジン再スタートすると
   重力で駆動系に後ろ向きの力がかかり始める、ここでエンジンから前向きの力が入ってくると
   駆動系に無理なストレスがかかる。それを防止するためブレーキが完全にリリースされる前に
   再スタートを完了させたい。

考えると的を得てますね~ 安易にブレーキランプ信号に頼らないなんて、感心しました。

やっぱモノを作る人の知恵はすごいわ。