理詰めで叱る | あめのむらくものブログ

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「今日の格言・名言」と その日の出来事

私もたまには怒る事もある。

理由は色々とあっても筋の通らない事を言われると例外なくムカっと来る、
さすがに最近は顔に出すことも無く しれーっとしていますが、今日はそんなお話。

ウチの奥さんが洗濯物をベランダに干す時にテレビの電源コードに引っかかった、
転ぶ事も無く何事も無かったのですが、プラグを思いっきり曲げていました、
実際の使用には何事も無いのですがプラグの根元がひび割れ、電気を知らない奥さんはビビってる。
そこまでは理解しても、自分がひっかっかった事を棚上げにされてはチトばかりムッと来る

曲がったプラグはとりあえず何とかなっていて、なお買い替えを言われてはそのままにしておけない。


電源コード、汎用品だったので安く済んだ \597、でも専用の純正品をメーカーから購入すると
桁が一つ変わってしまう。

ウチの奥さんは専業主婦、自分で稼ぐ事は出来ないので節約する事は理解できるし
その成果いかんで私ら夫婦の老後の生活が決まるのでそれらの処置は信頼している。
でも今回は言っておかないと。

今回ミスって壊した電源コードの価格と、こまめに電源を切る事で節約した金額の
相関関係をパソコンの前に呼び出してサイトを見ながら電卓を叩いて説明。


東京電力のサイトを開き 1kw/h \18.89を確認させて買って来たコードの値段\597で割り算すると
≒31.6 つまり31.6時間分の電気料金。

この1kw/hと言う電力は今の時期のごく当たり前の夜の一般家庭の電力使用量、
照明器具が点いて冷蔵庫が回ってテレビが点いてエアコンが動いている時の電力量(ざっとね)、
テレビの待機電力は8w、つまり1kw=1000wの1/52、だからさっきの31.6時間を52倍すると…
1643時間≒約68日分の待機電力節約分が吹っ飛んだ計算。


これらの節約はウチの奥さん一人の成果ではなく、私ら家族もきつく申し渡されており
一人のミスが家族全員の成果を無駄にしている事を説明、
家族にきつい要求をするならまず自分が自分に対して厳しくある事、
それが出来ないのなら家族に対して手綱を緩める事、要は自分はOK人はダメは許さない。
これを数字を示しながら言って聞かせた。大人なら当然自分を律して然るべき事。

今月に入って時々出て来る反論を許さない理詰めの話の展開を
よく理解しているようで反論は一切なく何がしかの理解はしてもらえたみたい。

だってそう考えられません?
受験生の息子、中間管理職の私玄関出ればストレスの海に出るんですよ
家の中が楽とは口が裂けても言いません、でも立場毎に色々なストレスが存在する。
それから家に帰り着くのですから。

今回は実数を提示して理解を得られるよう工夫したが
次回以降も同じ手が使えるか…甚だ問題です



ケチョンケチョンに言い負かしたと思ってらっしゃる?
ははは、甘い  女はしたたかです、その気になれば掌の上で潰されるか、孫悟空の緊箍環のように
締めあげられます。
それに 後を引かずカラっと仕上げるのが私の特徴です。


距離感と見極めが大切

あー たまには我慢しないで理詰めで渡り合うのも一つの方法ですね。



でもなー  理詰めで逃げ道塞ぐなんて… やな男だね。