第一次木津川口の戦い
【時期】1576年7月
【場所】大坂湾、木津川河口
【交戦勢力】織田水軍vs毛利水軍(村上水軍)
【織田水軍】
総大将:佐久間信盛
水軍兵力:300隻
【戦争の目的】
大坂湾の海上封鎖による兵糧攻め
毛利水軍を撃破し制海権を維持
1570年から始まった石山本願寺との
戦争の終結をめざす
【毛利水軍】
総大将:村上武吉
水軍兵力:300隻
【戦争の目的】
大坂湾の織田水軍の撃破
大坂湾の制海権を握り織田の兵糧攻めを破る
-------------------------------------------------------
【経緯】
天下統一を狙う織田信長
軍事力の要となるのは
情報と流通の完全なる支配
こそが重要と考えていた!
そのため当時、最大の富を握る
大坂(堺・石山本願寺)の支配の
ために石山本願寺と戦争になった
-------------------------------------------------------
【難攻不落の石山本願寺】
本願寺はただの寺ではなく
川や沼が幾重にもあり
天然の要害となっていた
のちに、豊臣秀吉が大坂城を
建設したのもこの地が
天下の大要害と知っていたからである
大軍で攻めても落とせないので
ここで佐久間信盛が考えたのが
兵糧攻め
城、全体を包囲して
敵の兵糧、武器、弾薬がなくなるのを
待つという作戦である。
佐久間はまずは大軍で陸上を囲んだ後
大坂湾に水軍を配備し
海上封鎖をおこなった!
この封鎖が破られなければ
石山本願寺は降伏するしかなくなる
本願寺に味方する
毛利水軍はこの海上封鎖を破るべく
大坂湾、木津川の河口に現れたのだ!
戦史 ブログランキングへ
-------------------------------------------------------
戦