滅亡しないセカイのために | 青い病気の記録@アメブロ出張所

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今来た3行の人生と物語の果てを目指して
最近は数少ない稼ぎのなかどう豊かにくらすかを考えながら生きています

20120201
日本海側や北国はとんでもないことになっている悪天候。
こっちは雨がちらついていました。

ちょっと間が空いてますがその間ずっと「ぼくらの」にはまり込んでいました。
アニメ見て、部分的に原作をダウンロードして色々堪能。
うーん、コミック全巻揃えようかなー?

ネット上では迂闊な(笑)アニメ監督が色々かまして炎上したあとがありますが、個人的な感想をいうと、どっちも一長一短って感じな印象。
後半のこりゃこの地球消滅しかねないな、みたいなゴタゴタな大人セカイはみっともない気がしますし、かといって原作チズ周りのイカレたエピソードは見るに堪えないだけ(まあ普通に放送コードでアウトでしょうが、未契約者周りの伏線的に赤ちゃんの存在は必要だし、アニメのエピレベルで十分)だし、どっち良作なのは間違いない、とは感じますが。
まあ、こういう場合オリジナルの漫画版のほうが優遇されるよね。
てか「ウシロが敵の地球に乗り移って、自分たちの地球から逃げ出して生き延びるオチ」にならなくて良かった、良かったw

でも、最後のウシロ編は圧倒的に原作よすぎ。
「なぜ”あの選択”をせざるを得なかった」のかが胸にきて、どうしてこの子なんだろう、とぼろぼろと涙しました。
正月に「なるたる」読んでて、「人間の理不尽な殺戮からくる怨嗟がセカイを滅ぼす」ネタでどよーんとしてたんですが、「ぼくらの」世界は比較的恵まれた環境での戦いをしていたんだなと最後のタームみてしみじみ。
個人的にコックピットの中が包帯まみれの大人しかいない、という時点で契約トラブルやパイロット選定トラブル、そして「大人に託さなければ行けなくなった軌跡」「契約者外部の多数の人間に迫害された現実」など敵の地球で起きてしまったいろんな悲劇を想像してしまい、「もうやめて」と叫びたくなった。
これ、マジ、デビルマン終盤の有名なエピソードよりきつい。
なぜなら、この悲劇には基本的に悪い人がいないから。
(支配者笑()という例外あるかもしんないけど)
でも、いつかは人間は死ぬわけで、どうやって死ぬか、死んだら回りはどうするか、みたいなことを考えていましたね。

平行宇宙ってやつも、罪なもんだ、と。
広がりすぎた世界は間引くしかないんだろうな。多分。

あと「愛と幻想のファシズム」読み切ったけどこれは次回回しに。


前にアンインストールはやった記憶があるので、後期EDの「Vermillion」。
僕はこの世界の全てを知ってはいけない…たとえ…

てなわけで、続く。