ステマ | 青い病気の記録@アメブロ出張所

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今来た3行の人生と物語の果てを目指して
最近は数少ない稼ぎのなかどう豊かにくらすかを考えながら生きています

20110114
食い違ってる朝の寒さと昼間の暖かさ。
こんなに寒暖差が激しいと身体が参るアルネ。

年明けから飛び交っているステマ騒動。正式名称ステルスマーケディング。
要するに覆面でネタにしたい記事にキャンペーンを張る、マーケティングの一種。
きっかけは2chのアニメ関連の掲示板のまとめサイト「やらおん!」が、有名アニメ制作会社のサイト更新に関与している疑惑から始まりました。
このまとめサイトはアフィリエイトをやっていたのですが、そのうちのアマゾンのIDがその制作会社のアフィリに貼られていたことが発覚したことから、「このサイトが有名アニメ制作会社ばかり持ち上げて、それ以外のアニメ会社制作のアニメを貶した記事を載せるのは、裏で金貰ってるクラスで繋がってるからじゃないか」と2chで騒動に。このサイトは以前から攻撃的で偏向したまとめ方をすることで一部アニメファンから嫌われていました。
(追加:アマゾンのアフィリは簡単なコピペでは作れなくて、アマゾンが自動生成したURLをつかってアフィリを成立させるシステムになってます、ここ赤線)
そしたら、とある板のほとんどのスレッドが「ステマステマステマ…、アフィリエイト反対!アドセンスクリックお願いします(←これをやられるとgoogleさんの評価が下がって検索しにくくなるらしい)」と羅列で埋まり機能不全となり、アフィリエイトサイト転載禁止を謳った板に引っ越し。なんかの工作なのか単なる便乗祭りなのか、いまだもって詳細は不明です。
そして一部のまとめブログサイトはこの騒動を住民が悪いかのようなまとめでサイトにアップしました。
その中でもゲーム関連をまとめている「はちま起稿」(2007年頃にもこのサイトはトラブルをしてるらしい)が現在実名・顔写真暴露などで大炎上してるわけです。

この件以外でも、食べログの読者レビューでもステマが問題になっています。
ステマは情報コンテンツと読者の信頼関係を崩し、読者に不安と欺瞞を植え付ける本来ならやってはいけないことなのですが…
昔から言われるサクラという立場がこの国でどうとられているかを考えるとわかることだと思います。

…と建前はここまでにして。
割と厳しい話ステマという形態は、口コミという概念の境界が曖昧になりつつある現在絶対無くならないと思います。
というより段々ステマだらけの世の中になってるのが現在というのが本音です。その恩恵という名のドロ沼につかり続けないと不安になるネットワーク社会、そして年々稼ぎづらくなる社会でおこづかい稼がないとやっていけんという背景もあるでしょう。現代社会というのものがステマを容認してしまってるわけなのです。

あとは広告事業のあり方の変化にステマの原因というのがあったりしますが、今の中途半端な頭ではまとめられないです、すいません。

でも、ちょっと思うところはある、ステマ騒動。
ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)
岡田 斗司夫
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てなわけで、続く。