社長という立場にあるひとが決してしてはいけないこと。
それは、対外的な場で自社の人間をけなすことだと思う。
そんなことする経営者って、あまりいないのでは?と思っていたのだけれど、実際わたしが過去に勤めた会社のトップがそうだった。
「本当にうちの社員はぼんくらばかりで・・・」
シャレのつもりか、はたまた謙遜か。どちらにしても、笑えない。(ただし、明らかに優秀な企業に関しては例外かも?でも嫌味に聞こえる)
まあいずれにせよ、たいていの場合、ぼんくら呼ばわりされた人間はやる気がうせるでしょう。もちろん、これは経営者だけではなく上司と部下の関係でも同様なので、注意したいところだ。
もし運悪く、そういったトップと遭遇してしまったらどうしようか。
言われっぱなしで心の中で悪態をつくのも、ひとつの選択肢。だけども、それだとあまりにもお互いに成長がなさすぎる。
理想は、トップに物怖じせず、間違いを指摘することではないかしら。その指摘をどんな受け止め方をするかで、トップとしての価値をも見極めることができると思うわけです。