本日の試験飛行の第1弾は、JR/DFA SYE-12+VALAVAのメインローターの変更。
ようやくまともに飛ばせるようになったJR/DFA SYE-12+VALAVAですが、一通り調整も終わったものの、オートロの浮きがちょっと足りないかな?と感じていました。
使っていたローターは、
JR/DFAの純正XB755-2BL。
ホバリングも安定して上空も舵の切れが良いのですが、
「そんなはずはない」と分かっていても、根元がかなり細くなっているので、この分の「浮き」を損しているような気がしてなりません。(笑)
なので、
ファンテックのメインローター「FT-760FAI」 に変えてみました。
このシリーズはエンジン機の時にも使っていて、ある程度性能が分かっているのでチョイス。
こちらのローターは、
ちゃんと根元まで広がっているので安心です。(笑)
重さは、
JR/DFAの純正XB755-2BLは247.5g
ファンテックのローターは、
245.5g。
その差2gなので、それ程大きな違いはありません。
上空の舵のキレはほとんど変わりませんが、ホバリングの上下動の抑えがちょっと良くなった気がします。
そしてオートロの浮きと途中のコントロール性は、ファンテックのローターが明らかに良かったです。
(あくまでも私の「ウデ」レベルでの感想ですが・・・)
下手くそなピッチ操作を補ってくれて、いい感じでオートロができました。
この原因はローターの翼型の違いかと思います。
JR/DFAの純正XB755-2BLの翼型は、
こんな感じの「対象翼」。
かなり厚めの対象翼ですね。
後縁が浮いているので前後の重心も少し前寄り?のようです。
ファンテックのローターは、
こちらも「対象翼」ですが、全体的にJR/DFAの純正XB755-2BLより薄くなっています。
そして翼の後縁にかけてのテーパーが「層流翼」のように薄くなっているのが特徴です。
これが空気の流れを乱すのを抑え、スムーズにローターを回してくれている大きな要素だと思います。
前後の重心も後縁が下がっているので後寄り?のようです。
こうしてメインローターの翼型を撮影するとは思っていませんでしたが、何とか比較できるレベルで撮れましたね。(笑)
そう言えば昔はハイプロダクトの「Sキャンバー翼」のローターを良く使いましたが、最近のF3C演技は3D要素が高いので、ローターは「対象翼」ばかりになりましたね。
メインローターは使う人の好みもありますのでどれがベストとも言えませんが、昔に比べて選択肢が少なくなってしまったので、手に入るもので調整しながら慣れるしかないのでしょうね。
ちなみに私のJR SYE12-EX+スーパーグレイシーはJR純正のXB795を使っていますが、舵のキレも良く、オートロの浮きも抜群でずっと愛用しています。