12日から14日の夕方まで東京に滞在し、夜、伊豆に戻る。
15日朝、再び上京。
この週は、まるで遠距離通勤。
学生から社会人まで、6年ほど東京で暮らした。
『出会い』と『経験』を数多く与えてくれた。
一方で、『集団の中の孤独』と『冷たさ』も味わった。
海に行きたくなった。
山に登りたくなった。
水平線に沈む夕日。
天の川満天の星空。
郷愁にかられた。
Uターンして幾年月。
自然環境豊かな暮らし。
隣近所、地域社会のお付き合い。
穏やかな生活のなかに『妙なストレス』
濃い人間関係。
独りになりきれない。
車がないと動けない。
お店がない。

目黒区不動前駅近くより港区方面を望む。 16日朝、初氷点下を観測。
12年前。
『温暖化』は、すでに叫ばれていた。
100年間に3℃も上昇したと・・・
それでも、東京の冬は積雪の多い厳しい寒さだった。
Yumi Katsuraのカシミヤロングコートを買った。
東京の冬にはロングコートは必需品だ。
が、暖かい伊豆ではほとんど着ることはない。
伊豆で着ていると、『少し大げさ』だと見られる。
これまで何回着ただろうか?
ロングコートは好きだ。
東京で暮らしていたころは、従兄からもらったトレンチコートと父親から
もらったツイードのコートを愛用していた。
2着ともかなりのヴィンテージもので、天寿を全うした。
以来、初めて買った『一張羅のコート』
そのロングコートを、週に2度も着て行ける。
たかがコートを羽織って行くだけのことで
『妙なストレス』が解消される。
電車に乗るのもいい。
かつて、小田急線下北沢から井の頭線で渋谷まで通勤していた。
すでに満員の電車に、さらに駆け込んで乗り込む。
『乗り込む』というより『押し込まれる』毎日。
あれほど辛かった電車通勤が・・・
今では、路線も増え、地下鉄網も整備されている。
『押し込まれる』ほどの光景はない。
2時間もあれば、200ページくらいの文庫本が読める。
音楽も聴け、考え事や居眠りもできる。
靖国神社裏手付近より、夕映えの外堀、JR中央線市ヶ谷駅方面を望む
たかが電車に乗って行くだけのことで
『妙なストレス』が解消される。
『おひとりさま』でカフェに行く。
中も外も『誰も知らない人たち』
地元の『モスバーガー』では・・・
店員さん・・・全員顔見知り。
店内のお客さん・・・ほとんど顔見知り。
外を歩く通行人・・・5人に1人は顔見知り。
はてや、車で通りかかった人に手を振られ・・・
翌日、スーパーで会うと「昨日ひとりでモスにいたよね!どうしたの!?」だって・・・
東京の『モスバーガー』や『カフェ』では・・・
誰に見られることもない。
誰に会うこともない。
自分に集中もでき、のんびりとマンウォッチングさえもできる。
たかがカフェに行くことだけのことで
『妙なストレス』が解消される。
水平線に沈む夕日は最高に美しい。
言葉にならない。
でも、ビルの谷間に沈む夕日もいい。
言葉をかけてくれるよう・・・
昼間働くひとに「仕事お疲れ様!」
夜間働くひとに「仕事頑張って!」
田舎には田舎のストレスがある。
都会には都会のストレスがある。
田舎には田舎の癒しがある。
都会には都会の癒しがある。
田舎と都会を行ったり、来たり。
分銅ばかりのような『バランス』が大切!


