オリンピック早くも終盤。

 

開幕直後のモーグル競技などすでに遠い昔のことのよう。

 

 

 

ロコ・ソラーレ。

昨日はスイスに勝つことしか考えてなかったのか、負けて準決勝進出をあきらめていた。

韓国がスウェーデンに負け勝ち上がりが決まったことをコーチから告げられると

『 「うっそ~!うそでしょ!?」と絶叫。チーム全員で抱き合い、崩れ落ちた。』 らしい。

「今世紀最大のサプライズ」と言ったとか。

 

むしろ準決勝への勝ち上がり条件を把握してないことがもっと驚きだよ。

 

 

 

 

 

ノルディック複合団体

渡部暁斗選手(33)のラージヒル個人の銅メダルもゴール前のスプリント勝負。

7位のノーマルヒル個人もゴール前の登りからの勝負だった。

すべてテレビに映るところで勝負できていた渡部暁斗選手。

しかし団体戦のアンカーは山本涼太選手。一番若く、この大会でのクロカンは

けして好調とは言えない成績だった。

 

クロカンのスタート前は4位だろうとあきらめていた。

しかし各選手が強豪国3チームに喰いつき離されない。

1走の渡部善斗選手から永井秀昭選手、エースの渡部暁斗選手。

みんな前走の選手の勝負の執念を見て燃えたのではないか。

 

ひょっとして若い山本涼太選手も燃えてアドレナリン全開になるかも。

永井選手から暁斗選手にタッチしたころそんな思いが沸いた。

そして山本選手が今までの走りを払拭する素晴らしい粘りと戦略。

揺さぶり、駆け引きに負けず見事3位でゴール。

むしろ2位のドイツを食いそうな勢いだった。

ゴール前の直線は思わず「行け行け」と声を出した。

 

頭のなかで24年前の「ヘロン」が流れた。

 

 

 

これで、明日以降フリーがある日本クロスカントリーチームも燃えてもらいたい。

 

 

 

 

 

スピードスケート女子1000メートル

『高木美帆選手がオリンピック新記録で金メダルを獲得した。
一方で、高木選手が長年、背中を追ってきた小平奈緒選手は10位でした。

レースのあと、大会前に右足首をけがしていたことを明かした小平選手。
高木選手を「本当に輝いて見えた」とたたえました。』

 

『小平選手は、先月、道で転んだ際に右足首を捻挫していたことを明かしました。

力が入らず「絶望的な状況だった」といいます。』

 

NHK

 

 

 

永く日本のトップを務めた小平奈緒選手。

バンクーバーオリンピックの女子パシュートで日本チームの3選手のチームが

(穂積雅子選手、小平奈緒選手、田畑真紀選手)で、銀メダルを獲ったことが

忘れられない。

1位ドイツと0秒02の差で、僅差の銀だったっけ。

 

だけど穂積選手は個人種目で思うような成績が出せずTVインタビューで泣いていた。

本当に頑張った人しか流せないような涙。銀メダル獲得できて感動した。

 

 

 

 

平昌オリンピック後、小平選手の地元、茅野市での凱旋パレードを見に行った。

市の人口の3割ほどにあたる約1万5千人が沿道を埋めたという。

2重3重の人垣で低いオープンカーの小平選手はよく見えず、ロコソラーレみたいに

大型のパレードトラックを使えよ、茅野市長! とか、思ったのであった。

 

『 小平奈緒選手は笑顔で手を振り続けていた。

「ありがとう、おめでとうの言葉の一つ一つが今後の私のエネルギーになると思います」と。 』

 

 

金メダル以降のこの頃よりいろいろなプレッシャーなどで苦しんだそうである。

 

バラエティー番組のMCの誰だっけ?言ったセリフ。

「小平選手を嫁にもらいたい」とか。

所属の相澤病院も含め、小平選手のまじめさや人柄をみんなが認めたと思う。

 

そういうことで逆なプレッシャーはあるんだろうな。

まして長野ではイメージと違うことを言ったりすれば何を言われるか(笑) 田舎だし。

 

 

2019年の災害で被災した長沼のリンゴ農家さんは、ボランティアで小平選手が来ていた

ことに気付いて驚いたそうだ。

 

 

 

 

小平選手でも転ぶんだから俺が雪道凍結路で転ぶのもそんなに恥ではないのだな。

 

今朝も激しく転んだ。怪我はなく、くろは知らんふり。

 

 

ほんとうにありがとうございました。ご苦労様でした。  小平奈緒選手!!

 

北京冬季オリンピック中盤  雪道で転ぶ | くろは前向き (ameblo.jp)

 

 

白黒  雪道で転ぶ 危険な薄氷 | くろは前向き (ameblo.jp)

 

 

 

いつも転ぶ危険なスケートリンク状態(笑)

 

 

 

おしまい